今年も三芳の多聞院の話をしようと思います。小さいときは、線香の香りがする少し暗い部屋のある家に憬れがありました。しかし、いざそんな部屋を持つ家で暮らすようになったら、憬れはいつまでも憬れでいたかったと思います。
Pentax Q + 07 & Pentax MX-1
単レンズの小さなレンズを、Pentax Q に付けたまま撮しました。
中心部もあまい描写ですが、周辺の像のくずれも個性的です。
Q 用の7番目のレンズです。
こちらは Pentax MX-1 で撮しています。
読経の途中でハスの花弁が投げられました。
花弁の一枚一枚にはこんな絵が描かれています。
ふたたび 07 レンズで撮しています。
私たちが供養をする番になりました。多聞院は柳澤吉保の建立
ですが、現代のお寺には車椅子用のスロープが付いています。
単レンズの味、当たり前の景色が光のオブラートに包まれます。
本堂前のモミジに虫の気配!
お寺で頂いた団扇に、ちょっとだけ降りて来てもらいました。
これは大人体型になる前のホソヘリカメムシではないだろうか。
アリやクモの姿から、変身途中ではないだろうか。
境内の庭にアカボシゴマダラが来ていました。
最近見ていない入道雲。このまま秋にはならないでしょうねえ。
いただいたクッキー。スロープで車椅子のまま講堂にあがれ、
福祉活動も続けられている多聞院は、自慢の菩提寺です。
コメントする