当麻喜明

最も近くの観察地

2011年9月 1日 | 当麻喜明 | Comment[3]

0001.JPG 2011.7.29 kitanotenjin no ootaka

7月29日、職場に着いたら「キーッ、キーッ」とタカの声がしました。6月頃から2度目撃していたオオタカが、高い梢で鳴いていたのでした。今回は自宅と職場に限って、18枚で見たものをまとめてみました。最後の2枚は、日頃私の身体を構成する食材を提供してくれる、スーパー近くの草原で見たものです。

Pentax K5 & Lumix G2 & Ricoh GRDⅢ


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ホークウォッチングを楽しむことが出来ました。
9月の「サシバの渡り」を、昨年は職場の屋上で観察しました。
このときは野生化したインコや、アオバトも観察できました。


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8月9日にはヤンマが入ってきたと報告がありました。
ヤンマクラスの大きさだと、夜間警備の警報器に
ひっかかってしまう可能性があります。

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コオニヤンマでした。外に出すために捕まえてみました。
正面から口で風を送ると飛行姿勢をとりました。


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8月16日に入ってきたトンボは、色合いも少し変わっていました。

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綺麗なヤブヤンマの飛行です。

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夏は電力節約のため、窓を開けて扇風機を使いましたから、
迷虫(まよいむし)がずいぶん入ってきました。


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同じ日、家に帰るとふわっと枝垂れ桜から石の上に落ちたガがいました。
このタイミングが合わなければ、我が家にいるとは考えもしなかった、
モンクロシャチホコでした。

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この角度から見ると、ヒゲモジャの面白い顔に見えました。

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馴染みあるモンクロシャチホコ。屋外で見たのは初めてでした。


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6月25日には、この前セスジスズメがいた自宅階段横に
クロヒカゲがいました。


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8月31日の朝にも面白いものを見ました。
ガラス表面に、吸盤のような脚先端を思いっきり拡げてついています。

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近づいてみたのですが、どうも案配が悪いので外にまわってみました。

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幼虫に刺されると、電気ショックを受けたようにしびれるという
アカイラガのようでした。


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これは最新、最も近い職場という観察地で8月31日に撮しました。
ミカドトックリバチです。

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触覚は、土にまみれても機能するように太く短く丈夫そうです。

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ドロバチの仲間といえどもやはりハチ。
黒と黄色の注意色はコントラストが綺麗でした。

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平べったく固そうな触覚、泥の巣材を丸めるときにも利用します。
まるまるもりもり・・・です。


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さて、我が身体を作る素材はこの近くのスーパーマーケットの陳列棚に
数週間前まではならんでいたものです。

アオメアブが捕まえた獲物は、数分前まで、
草の上で元気だったマメコガネかな。

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開花の最盛期は過ぎましたが、まだ咲き続けている、カラスノエンドウ。
白いレースの花が、まだまだ早いクリスマスツリーのように見えました。

Comments [3]

No.1

オオタカが当麻先生のいきつけのスーパーにいるなんて!
そのスーパーには自転車で家から5分くらいなのでオオタカを
撮ってみたいです。
トンボは羽をおさえられていても前方から風がくれば飛行姿勢を
とるんですね。
夏休み中、僕の部活の活動場所にトンボがいました。
フクロウ事務所員はトンボから離れた所へいきましたが。
フクロウ事務所員は虫が苦手なようで・・・

エアコンなしで窓を開けていた夏でした。ヒトにとって窓サイズも、トンボにとっては巨大な凱旋門のように見えるでしょう。まだ侵入していた例があったんですね!フクロウ事務所員はフクロウが好きですが、そのエサは駄目なようですね。

オオタカは6月から3回見ています。2回はつがいだったので、近くに巣があるんだろうと思いました。

トンボやバッタの飛行実験は下の地面の絵を後ろに動かしたり、正面から風を送ったりします。この方法でメダカがだませるのですが、どうすればいいかわかるかな?

No.2

訂正です。
オオタカは当麻先生の職場でした。
7月29日ということはもういないのですか?

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