当麻喜明

再びアオバズク-自然観察事務所の仕事

2011年7月27日 | 当麻喜明 | Comment[2]

101.JPG 2011.7.26 sizen kansatu jimusyoin

まだ未公開の昆虫記がいくつかあるのですが、このコラムも速報です。アオバズクの様子を観察に再び神社を訪れました。今回は動画撮影の専門スタッフと双眼鏡コリメート法の達人、それに眼視観察の専門家も同行しての観察です。やはり平日といえど良い場所は先着の方が・・・しかし親切な方が第二のポジションを紹介してくれました。

Nikon D300 + SIGMA DG 120-400 1:4.5-5.6 APO HSM


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今回のベストショット3部作。
昼間はしっかり寝ているのですが、ずいぶん表情豊かでした。


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巣立ちビナは深い葉の奥のようでしたが、親は2羽とも観察できました。
親の仕事は「子を守る監視」なので、下からも見通せる場所に居るのでしょう。


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今回使用レンズのトリミング無し400mmの画角です。


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題して「足をスリすり」あるいは「お盆に合掌」です。


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三脚を少し動かして、同一個体の観察を続けました。


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題して「ラジオ体操」「首の運動」です。


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今回の観察では、途中やって来たカラスに随分反応していたアオバズク。
小さいヒナのうちはアオダイショウなども彼らにとっては危険生物です。
大きくなったヒナには逆にアオダイショウもご馳走に変わります。


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夕方は荒幡富士に登ってみました。
夏にしては澄んだ空気感でした。

東京タワーの赤白も、クレーンの減ったスカイツリーも良く見えました。
しばらくは曇りの日が続くそうです。


青空文庫で宮沢賢治の「二十六夜」というフクロウの親子の話が読めます。
二十六夜の月については以前コラムに書きました。
生き物の宿命のような事を考えさせる難しいけど興味深い内容です。

Comments [2]

No.1

先生!アオバヅクの写真のベストショットの上から二番目の写真を見て思ったんですけど、地面にアオバヅクの羽とか落ちて来ないんですか?今度探してみてください!

近く第二回目のアオバズク観察をしましょう。羽毛の発見作業はモジャさん担当でどうでしょう?確実にヒナの白い羽毛は抜け替わるはずです。急がなくてはいけません。ヒナの成長も早いですからね!

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