当麻喜明

またまた瑞穂町へ-金仙寺からカタクリの里

2012年4月14日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2012.4.8 sakura sakura

前コラムと全く同じコースを、翌8日にも歩いてみました。雨の心配はまずなさそうな天候でした。今の時季、一日一日が「自然界」という本のページをめくるように違った発見が待っています。時に後戻りするときもありますが、確実に「時」がやって来て蓄積し過ぎていきます。彩りやアングル、空気感が異なったコラムに仕上がるでしょうか・・・

Pentax Q + 03 & Pentax K5 & Lumix G2


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三ヶ島金仙寺の駐車場脇は菜の花の絨毯です。

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この階段を上るとき、この時期わくわくします。

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待っている風景が想像できるからです。
実は瑞穂の狭山神社の階段を上り詰めたことはありません。
頂上で待っている風景を知らないのと、なにより見上げる階段を前にして
「疲れそう・・・」の心に負けてしまうからです。

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見事な枝垂れ桜。

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そして影。
「逆さ富士」という風景があるのだから、「逆さ桜」「影桜」、「浦見桜」
なんていう言葉があっても良さそうな景色でした。

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4月8日はお釈迦様の「花まつり」です。
そして今年はキリストの復活祭(イースター)も同じ日に重なりました。

4月8日は、正真正銘のお釈迦様(ブッダ)の伝承された誕生日とされますから、
日曜日になるかは、毎年の暦によって変化します。

キリストが十字架に架かり、三日後に復活したというイースターの日は
「春分後の最初の満月の次の日曜日」と決められていますから移動する祝日です。
アメリカ大統領の誕生を祝う「プレジデントデー」も興味深い決め方です。
2月の第三月曜日なのです。誕生日が連休になる月曜日に動くのです。

自由平等の父とされる、リンカーンが2月12日生まれで、初代大統領の
ワシントンが2月22日生まれなので、だいたい間をとった月曜日なのです。


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いよいよ瑞穂町です。
まだ名称募集中の「カタクリの里」


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初老のカメラマンに感動しました!
Nikon F3 でカタクリの撮影をされていました。

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フィルムカメラですから、注意深く構図を決め、ピンとも手動で合わせ
静かにシャッターを切るのです。オートフォーカスになったのは F4 からですし、
「手振れ補正」など元より無い時代のカメラですから・・・
シャッターポジションもAではなく1/125ですから露出もマニュアルです。

マグニファインダーが可動式液晶になり。フィルム箱のフタを差し込む
メモフォルダーが今の液晶部分にデザインされています。

こう考えると、カメラのデザインって普遍だったのですね!
Pentax K-01 になって、やっと未来型のカメラデザインが出てきたと感じます。
Nikon F3 は F4、EM と共にカーデザイナーのジウジアーロの設計です。
Pentax K-01 は工業デザイナーの マーク・ニューソンが手がけました。


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魚眼レンズで撮した、昆虫目線のカタクリ。

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紫のクローズアップ。

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ここには白のカタクリも咲いていました。花粉の色も違います。
確率的に色素が抜けて発生する「白」は数万本に1本の確率と言います。
「またまた瑞穂町」すでに次回コラムも準備しています。

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