前コラムと全く同じコースを、翌8日にも歩いてみました。雨の心配はまずなさそうな天候でした。今の時季、一日一日が「自然界」という本のページをめくるように違った発見が待っています。時に後戻りするときもありますが、確実に「時」がやって来て蓄積し過ぎていきます。彩りやアングル、空気感が異なったコラムに仕上がるでしょうか・・・
Pentax Q + 03 & Pentax K5 & Lumix G2
三ヶ島金仙寺の駐車場脇は菜の花の絨毯です。
この階段を上るとき、この時期わくわくします。
待っている風景が想像できるからです。
実は瑞穂の狭山神社の階段を上り詰めたことはありません。
頂上で待っている風景を知らないのと、なにより見上げる階段を前にして
「疲れそう・・・」の心に負けてしまうからです。
見事な枝垂れ桜。
そして影。
「逆さ富士」という風景があるのだから、「逆さ桜」「影桜」、「浦見桜」
なんていう言葉があっても良さそうな景色でした。
4月8日はお釈迦様の「花まつり」です。
そして今年はキリストの復活祭(イースター)も同じ日に重なりました。
4月8日は、正真正銘のお釈迦様(ブッダ)の伝承された誕生日とされますから、
日曜日になるかは、毎年の暦によって変化します。
キリストが十字架に架かり、三日後に復活したというイースターの日は
「春分後の最初の満月の次の日曜日」と決められていますから移動する祝日です。
アメリカ大統領の誕生を祝う「プレジデントデー」も興味深い決め方です。
2月の第三月曜日なのです。誕生日が連休になる月曜日に動くのです。
自由平等の父とされる、リンカーンが2月12日生まれで、初代大統領の
ワシントンが2月22日生まれなので、だいたい間をとった月曜日なのです。
いよいよ瑞穂町です。
まだ名称募集中の「カタクリの里」
初老のカメラマンに感動しました!
Nikon F3 でカタクリの撮影をされていました。
フィルムカメラですから、注意深く構図を決め、ピンとも手動で合わせ
静かにシャッターを切るのです。オートフォーカスになったのは F4 からですし、
「手振れ補正」など元より無い時代のカメラですから・・・
シャッターポジションもAではなく1/125ですから露出もマニュアルです。
マグニファインダーが可動式液晶になり。フィルム箱のフタを差し込む
メモフォルダーが今の液晶部分にデザインされています。
こう考えると、カメラのデザインって普遍だったのですね!
Pentax K-01 になって、やっと未来型のカメラデザインが出てきたと感じます。
Nikon F3 は F4、EM と共にカーデザイナーのジウジアーロの設計です。
Pentax K-01 は工業デザイナーの マーク・ニューソンが手がけました。
魚眼レンズで撮した、昆虫目線のカタクリ。
紫のクローズアップ。
ここには白のカタクリも咲いていました。花粉の色も違います。
確率的に色素が抜けて発生する「白」は数万本に1本の確率と言います。
「またまた瑞穂町」すでに次回コラムも準備しています。
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