2016.5.14 haaton sanjyou
5月14日、宇宙航空研究開発機構 鳩山町の地球観測センターに行ってきました。自然観察事務所の人と見学してから、今年2度目の訪問になります。
Pentax Q & Pentax Q7
地球観測センター入り口にある第4受信アンテナ、中継衛星を
向いているアンテナです。
第1運用楝、衛星画像とパラボラアンテナの説明がありました。
模型は「だいち2号」。
パラボラ(放物)面が、電波を一点に向かって反射させることを
電波‐ピンポン玉で説明してくれました。
ピンポン玉は、中央の下げられた金属棒にぶつかります。
「だいち2号」が記録した、熊本地震後の地殻変動。この日の夜の
NHKニュースでも、このデータが公開されていました。
建物の廊下にも展示がありました。ISS次の日本人クルーは
6月24日、大西卓哉宇宙飛行士ですね!
講演―金星探査機「あかつき」金星までの道のり―
廣瀬 史子 (ひろせ ちかこ)
(研究開発部門 第一研究ユニット 主任研究員)
去年12月7日の、金星周回軌道への再投入の日を覚えています。
ボイジャーの成果の一つに、地球以外での火山活動の発見があり
ます。衛星イオの表面から、火山噴火の噴煙が認められたのです。
発見者はNASAの女性研究者でした。
主エンジンが壊れた「あかつき」の、再突入のタイミングを
見つけ出したスタッフが、女性主任研究員であったことに
深く尊敬の念を持ちました。そんな方から直接お話が聞ける
なんて、貴重なことでした。
第3受信アンテナ前のグラウンド。ここは災害時の避難場所の
ひとつです。
東京電機大学の、衛星ビーコン電波受信実験。
立正大学のドローンや熱気球実験の方は・・・
この強風のため待機中でした。
第3受信アンテナは、衛星を追いかける運用をするのか、
ときどき向きが変わっていました。
アンテナは、私の周りに有り余るくらいあります。
しかし宇宙に届くものは身近になく、目にするのは
携帯電話のアンテナばかりです。
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