昨年の9月23日、宿泊したホテル海洋の語り部ツアーに参加しました。ホテルの伊藤さんが、当日の出来事や現在の様子、これからへの思いを語って下さいました。
Pentax K-1 & Pentax Q7
津波時の様子と、命を繋いでくれた高台。
南三陸では海岸に近い部分をかさ上げし、居住区を高台に
移転する方法を選びました。
復興工事は、広大なエリヤでそれぞれの方法が選択されました。
7年前の工事方法と、現在の考え方とに違和感が生まれた地域も
あるようです。
現在は遺構として、はからずも残っている三陸鉄道の高架部分。
民間震災遺構。
語り部ツアーを行っている「ホテル海洋」の関連施設が
残されていました。
南三陸町防災無線庁舎。周辺のかさ上げ工事のために、庁舎前に
立つことは出来ませんでした。
土地をかさ上げする方法、商業区と居住区を分離して開発する
方法。高い防潮堤を新造する方法・・・
その地域の消えてしまったものを語ってくれる、地域の沢山の
意見を代表して語ってくれる、未来を語ってくれる「語り部」
の役割は大きいです。
あまりに広大に拡がる震災の被害ですが、南三陸の未来は
毎年見続けたいと思います。
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