当麻喜明

花巻のカレー屋さん「わいんさっぷ」でカレーを食す(3)

2009年9月26日 | 当麻喜明 | Comment0

いよいよカレーを食します。ここは林檎畑の(多分)東の外れです。南に小さな畑があり食材の提供地でもあるようです。

Pentax *ist DS + 自作ピンホールレンズ


お店は「普通の知人のお宅に遊びに来た。」という感じで入ります。今年私は呼び鈴を鳴らしてから入店したのですが、
「さっきから見てましたよ!!」
とお店の方に言われ、笑顔で出迎えられました。

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どなたか「わいんさっぷ」のことを紹介していないかと検索しました。結果、次のようなキーワードを感じました。「地元の人でもわかりにくい所にある。」「時々電話で道案内しているようだ。」「辛い」「おいしい」「隠れや御飯」
「アットホーム」など。

ここでカレーを食するにあたり、まず私たちが行う作業は「ここを見つける」ことです。ちょっと一汗かいて見た風景は美しく感じます。だからここにたどり着くまでに案内板がないとか、普通の家に見えるとか、そこを楽しんで、ちょっとハラハラして見付けることを奨めます。ちょっと一汗かいたら美味しいカレーが待っています。

私は市内からなら文化会館を通り過ぎ「滝の沢」という交差点を右(高速道路に平行な道)にまがり、2~300mで右に林檎畑が見えたらその方向に(縁の道に入る)まがります。林檎畑がきれたら右にあります。

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私は甘いものが大好きですが、辛いものが食べられないわけではありません。そんな私を気遣って主人は「オムカレー」を奨めてくれます。しかしどれも美味しいカレーです。香辛料をジグソーパズルのようにゴチャゴチャ混ぜた感じでなく、シンプルで透明感のあるすっきりした味だと思います。
多分・・・隠し味は直ぐ隣の林檎畑の「林檎」ではないかと推測しています。

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林檎を割ったときに顔をだす黒い種子のかわりに、季節の野菜が並んだデザインです。きっとデザインでなく「盛りつけ」と言うのですね。だから日によってこの部分は変化するのだと思います。

食べながらきょろきょろするのはマナー違反ですが、ここは林檎畑に隣接した自然の面白い所です。
前述のような、キジやトンボが見付けられるかもしれませんよ。
一年間を通したら面白い観察が出来そうです。

近くに居心地の良いカレー屋さんのある花巻のかたを羨ましく思います。

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