当麻喜明

今季最終の脱穀と籾摺り

2018年10月14日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2018.10.13 takidashi no onigiri

10月7、13日、くろすけの家と菩提樹田んぼの広場で脱穀作業と籾摺りを行いました。13日のご褒美は昨年のお米の最後の炊き出しおにぎりとキュウリの浅漬けでした。

ihone 8 & Pentax MX-1


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7日、公開日ではない「くろすけの家」をお借りして、いっぱいに
拡げたむしろの上に脱穀を終えたコシヒカリを干しました。


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唐箕(とうみ)作業は、手で起こした風を利用し籾(もみ)と
わら片やゴミなどとを分ける作業です。


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籾が精選されていきます。


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7日は空気も乾き、空も澄んでいました。そして彩雲が
見事でした。


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この雲の背後に月があれば、整った月光冠が出来たでしょう。


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13日、最後に刈ったムサシモチとアキニシキの脱穀とコシヒカリの
籾摺りは、田んぼ広場で行いました。


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回転式ドラムに付いた爪で稲穂から籾を落とす仕組みは、最新の
コンバインとこの古風な機械と原理は一緒です。
(下の画像は田んぼの会のT氏からお借りしました。)


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炊き出しの釜からあげられた、おこげの部分の見本!
ご飯には「塩付きおにぎり海苔」を巻きました。


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これも古典的な籾摺りの器械です。回転数の違うドラムの間で
籾が擦れて殻が割れ、玄米になります。


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米作農家の方は、ここまで今年の作業がすすんだらホッとする
のでしょうね!

私は田んぼのお米は玄米で焚いて食べますが、今年は少しの間水に
浸し、発芽させてから焚く「発芽玄米」に挑戦しようと思います。


Comments [2]

No.1

母の実家が農家でしたので、この唐箕作業はしたことが
あります。まさにこの古式ゆかしき機械でした。

脱穀機はこれよりもっと古いトゲトゲの付いた回転盤を
足で踏んで、そこに稲束の先を入れて籾を落とす機械を
使いました(説明が難しいですが)

昔はすべて手作業。農家の方は大変でしたよね。

自分たちで収穫したお米の味は格別でしょう!!

田んぼでは発電機につながったモーターで脱穀機を動かします。私の小さな頃、狭山丘陵の谷戸はみんな田んぼでした。私の家からも田んぼが臨めました。確かに脱穀機は足踏みでしたよね!!

古い機械で米作りをすると、農家の方が苦労する姿が一つ一つわかります。珈琲のこだわりと同じように、お米の産地や銘柄にもっとこだわってもいいですね!

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