オリンパスのCH型という双眼生物顕微鏡を入手しました。スライドグラスやカバーグラスも揃ったのでマンジュウドロホコリの胞子を観察しました。今回はカメラを自作アダプターで接続しました。
Ricoh GRDⅣ + Olympus CHBS(×400)
田んぼから稲棚に移動された案山子(かかし)たち。
怖いもの知らずのツチイナゴが案山子の手にのりました。
別の案山子の足には、ペアのアキアカネ。
10月24日、すっかり意識から消えていたキツネノタイマツに再会。
7月に初めて見て以来です。
最後の脱穀作業で、もち米の稲を移動中、あえなく踏まれてしまい
ましたが、胞子は十分に散乱できたでしょう。
10月23日、早朝(5:30)のマンジュウドロホコリ。これも胞子を
飛ばせたあとです。
400倍で見た、マンジュウドロホコリの胞子。固まって複数ついて
いるのも着合胞子という特徴の一つです。
マンジュウドロホコリの胞子。「日本変形菌類図鑑」平凡社に
よれば「亜球形、直径8-9μm、表面の約2/3が網目型、癒着して
着合胞子になり、疑細毛体に付着することが多い・・・」とあり
ます。どうでしょう?
つい網目のきれいな胞子ばかり観察しましたが、網目構造が少ない
胞子が本粘菌胞子の特徴の一つです。疑細毛体も一緒に資料に
出来たら良かったです。2/3が網目型、これは4枚の画像をじっくり
見ると、そんな胞子が見つかるはずですよ!
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