当麻喜明

10月の丘陵ーコウモリガ

2015年10月 8日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2015.10.1 himeakane

実際,日の出前の観察には薄い手袋が欲しいくらいです。クルマのルーフを開き,暖房を入れて走るのですが,「毎日が観察」と「早朝ドライブ」が気持ちいい10月に入りました。

Pentax K5Ⅱs + Olympus OM-D E-M5



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ノシメトンボとアキアカネ。


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コジャノメ。自然のデザインには「円」「曲線」は多いです。7日の朝日「天声人語」に湯川秀樹博士の随筆が引用されていました。
―自然は曲線を創り人間は直線を創る―
―丘陵の輪郭から草木まで自然には直線はない。しかし田の区画や人家の屋根や壁などは,すべて直線を基調としている―


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ヘリオビヒメハマキ。  


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たまには,正三角形を自然が選択することも。


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ターボプロップのYSと,トンボは良く似合う!
YSのエンジンは英国「ロールスロイス」だったかな?


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3日の4:50,月とアルデバラン。9,10日早朝ともに
細い月と4惑星の接近が楽しみです。


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ウスキツバメエダシャク,ヒメツバメアオシャク,アオアツバ。


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この場所で,3日連続で観察できたコウモリガ。


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なんかファジーな模様です。脚に出る「青」の反射光も
似合うから不思議です。


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変形体の,活動の痕跡は定規では示せない模様です。


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作り上げた子実体は何なのか,イタモジ・アオモジ・
ダイダイモジホコリ??


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サビムラサキホコリだろうか。ムラサキホコリ系は
同定が難しいです。


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生きるエネルギーを得るために,この粘菌は「光」を必要としま
せん。また自分自身を光の下で眺めることもありません。
私には眩しい彼らの姿が見えるのに。


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