いつもの谷戸で、エゴノキの花がいくつか開花していました。サクラも狂い咲きしているところもありますから、こんなこともあるのですね。まだがんばっているエゴヒゲナガナガゾウムシに、教えてあげたいです。
Pentax K5 & Lumix G2
ヤブでくるくる丸い実を見つけました。
カラスノ・・・の1/10の大きさ、スズメウリです。
飛んできてサッととまったクモヘリカメムシ。
コガネグモが獲物を待ち・・・
ちいさな甲虫を撮そうと近づいたら、
ぽろっと落ちて、ひっくり返りました。
私が立ち去るまで待っている、「死んだふり」のようですから
やさしい私は、そっと歩き出しました。
やっと見つけた健全なスジキリヨトウ。
なぜなら、そこいら中にいるにはいるのですが、ふりではなく
みんな死んでいるのです。
カビのようでもあり、
外傷があり、ダニが寄ってきているものも
ぺちゃんこになったものも、
病原菌に冒されたようなものもありました。
この幼虫は前部下にカビのようなものと、背中にダニ。
葉の下に潜んでいる・・・クモ。
ダニとクモだけではないのです。いったいどんな事件がこの丘であり、
スジキリヨトウが大量死したのだろう。大量発生後の大量死。
これらの画像の原因に、ヒトの介入(薬)もあるかも知れない。
シバツトガやスジキリヨトウなどの芝の害虫は、ゴルフ場などでは
衰弱死させる市販薬が利用されることもあるといいます。
ここは自然の谷戸。生物のバランスというには、悲しい現実です。
昆虫病原糸状菌に冒されたコカマキリ。
以前見たものかも知れないが、こんなものも原因の一つだろうか・・・
この日の太陽はときどきベールのような薄雲がかかり
肉眼でも輪郭がわかりました。
拡大したら黒点も出ていました。
太陽に現れた低温部の黒点。
太陽が疲れているのではなく、磁場活動が活発になった部分だから、
生き生きしている証拠です。
スジキリヨトウも淘汰され、強いものが生きていく現象なのだろうか・・・
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