当麻喜明

アオマツムシとカンタンの裏仕事

2010年10月31日 | 当麻喜明 | Comment[2]

車の窓のアオマツムシ

仕事帰りの車のフロントガラスに珍客が・・・北野天神の森からやって来たアオマツムシのようでした。私の車がホンダの「グリーンマシン1号」インサイトなのを知って休んでいたのでしょうか。並列の車に虫影はなく「観察してから帰りなさい」というメッセージのように思いました。


RICOH GRDⅢ


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アオマツムシの♂でした。

翅の透明な「振動」に関する部分は、左右非対称なデザインです。
なかなかチャーミングな外来種です。


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フロントガラスだったので、運転席側から身体の「裏側」を観察できました。
脱皮の失敗か、その後の出来事か後脚が一本無いようです。


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裏側からの観察といえば、やけに澄んで聞こえたカンタンの音の元を探したら
後ろ姿を見ることが出来ました。

表側はじっくり岩手県藤三旅館で観察しています。


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我が食材を供給してもらっているスーパーマーケットの横の林からアオマツムシの音が・・・
しばらく探したら見付けることが出来ました。


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♀にはどんなふうに聞こえるのでしょう?

葉の雫を一杯飲んでいたら、ひとりの音楽家がやって来て、ビオロンを奏でてくれた・・・
虫の世界にはどんなドラマがあるのだろう。

Comments [2]

No.1

夜の音楽会、ロマンチックな虫の世界ですね!
アオマツムシの演奏もそろそろ終盤 クライマックスでしょうか?
朝から演奏が聞こえます。
様々な楽器の音が一つ一つ消えていくのはさびしいです。

No.2

セミに続きトンボ・・・そして鳴く虫たちも少しずつステージを降りるのですね。
北から、高地からはチラホラ鳥たちの便りがあります。
昆虫の越冬対策についてまた教えて下さい。
コメントありがとうございました。

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