当麻喜明

各種カメムシの幼虫・脱皮・成虫

2010年10月29日 | 当麻喜明 | Comment0

 脱皮中のカメムシ/2010.10.1 

10月初めの画像ですがカメムシの脱皮です。ハリカメムシの仲間でしょうか。その後カメムシの幼虫や成虫にも会いました。なかには特に異臭が際立つと言われている種にも遭遇しました。まとめて報告します。また池の水が少ないとき、10匹くらいのハリガネムシにも遭遇してしまいました・・・

LUMIX G2 + G VARIO 45-200mm


0011harikamemusi.JPG


ハリカメムシだと思います。


0012hosoharikamemusi.JPG


こちらはホソハリカメムシでしょうか・・・


0013.JPG

0014.JPG


ホソハリカメムシのひと枝となりにいた幼虫です。
触覚など特異的で他種の可能性が高いです。


0014kusagikamemusi.JPG


クサギの側にいたクサギカメムシです。

少し追いかけたのですが、スプレー弾の洗礼を受けず助かりました。
強い異臭を発するようです。


0015hosimehanaabu2.JPG


複眼の模様が独特で、身体の黒帯も筆で書いたようなホシメハナアブです。
全体にがっしりしたボリューム感のあるハナアブです。

後で気が付いたのですが、葉の上の黄色い球形のものは何だったのでしょう。

さて・・・次の画像は・・・


0016.JPG

0017.JPG


この種の生き物は、多分「好きだ!!」というファンは少ないだろうと思います。
水中の生物間を卵が捕食され、つながり、何代か上の昆虫をカマキリが食べ、
その体内で長く長く成長していきます。

命は水環境から陸上に移り、再び水場に誘導されたカマキリから体外に出て
水中生活を始めます。

生物多様性を好みの生き物だけで構成するのは間違いでしょう。
せっかく見付けたハリガネムシですから、登場させました。


0018.JPG

0019.JPG


11月3日が近づくと、この辺りの空は賑やかになります。

15cm先を撮していたマクロレンズを望遠レンズに替えるときがあります。
タイトルの画像はカメムシの脱皮ですが、これはレンズの「脱皮」
とは言わずに「脱着」と言います。


コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ