11月2日、クロスケの家で今年二度目の「籾干し」と「とうみ」を行いました。籾を乾燥させカビなどの発生を抑え、「とうみ」は風を利用し、籾と脱穀時のワラ破片や塵を別ける作業です。
Pentax MX-1
コシヒカリに続いた二度目の「アキニシキ」「ムサシモチ」の作業
でしたが、週末に行えなかったので平日作業となりました。
風穏やかで、日差しも多く絶好のコンディションでした。
こんな作業を重ねると、米作りには八十八の行程があるというのを
実感します。
2日11時ころから、私は上を見たり下を見たりキョロキョロして
いました。大気光学現象が観察されそうな日和だったからです。
暈に重なった、上部タンジェントアークが見えていたからです。
正午過ぎ、気配的中で太陽の右(西側)に幻日(げんじつ)が現れ
ました。
やがて幻日は左右(東西)に揃うようになりました。大気光学現象
は対称的に現れますが、広範囲に薄く高層雲が拡がっていないと
いけません。
12時30分、幻日の見本になるような景色になりました。この頃に
なると、お借りしていたクロスケの家で作業していた私たちに、
トトロのふるさと基金財団のY氏やUさんも加わって、珍しい
光学現象をしばし観察!
私はコントラスト良く記録できる場所を探し、撮影を続けました。
このくらいの幻日だと「太陽が二個見えた!」と表現しても
よいですね。
この日、飛行機雲もよく現れていました。さらに、いつもの航路に
自衛隊機も交差していました。明日は入間基地の航空祭ですから。
クロスケの家の屋根をひさしに、撮影を続けました。
幻日は横にも伸びて、新たな光学現象が現れそうでした。
空を見ていたら1羽の猛禽が、お腹を白く光らせて尾羽をたたんで
すうっと、建物の裏側に飛んで行きました。ハヤブサのようでも
あり、ちょっとワクワクした時間でした。
私は依然と珍しい光学現象の撮影を続けました。
飛行機雲なら、多く見られます。
でも、今日は飛行機雲もいつもより新鮮に感じました。すっかり、
籾干し・とうみの報告がありませんが、作業は順調でしたよ!
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