当麻喜明

籾干しと大気光学現象ー幻日

2017年11月14日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2017.11.2 mukashi karano houhou

11月2日、クロスケの家で今年二度目の「籾干し」と「とうみ」を行いました。籾を乾燥させカビなどの発生を抑え、「とうみ」は風を利用し、籾と脱穀時のワラ破片や塵を別ける作業です。

Pentax MX-1


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コシヒカリに続いた二度目の「アキニシキ」「ムサシモチ」の作業
でしたが、週末に行えなかったので平日作業となりました。


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風穏やかで、日差しも多く絶好のコンディションでした。


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こんな作業を重ねると、米作りには八十八の行程があるというのを
実感します。


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2日11時ころから、私は上を見たり下を見たりキョロキョロして
いました。大気光学現象が観察されそうな日和だったからです。
暈に重なった、上部タンジェントアークが見えていたからです。


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正午過ぎ、気配的中で太陽の右(西側)に幻日(げんじつ)が現れ
ました。


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やがて幻日は左右(東西)に揃うようになりました。大気光学現象
は対称的に現れますが、広範囲に薄く高層雲が拡がっていないと
いけません。


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12時30分、幻日の見本になるような景色になりました。この頃に
なると、お借りしていたクロスケの家で作業していた私たちに、
トトロのふるさと基金財団のY氏やUさんも加わって、珍しい
光学現象をしばし観察!


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私はコントラスト良く記録できる場所を探し、撮影を続けました。
このくらいの幻日だと「太陽が二個見えた!」と表現しても
よいですね。


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この日、飛行機雲もよく現れていました。さらに、いつもの航路に
自衛隊機も交差していました。明日は入間基地の航空祭ですから。


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クロスケの家の屋根をひさしに、撮影を続けました。


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幻日は横にも伸びて、新たな光学現象が現れそうでした。


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空を見ていたら1羽の猛禽が、お腹を白く光らせて尾羽をたたんで
すうっと、建物の裏側に飛んで行きました。ハヤブサのようでも
あり、ちょっとワクワクした時間でした。

私は依然と珍しい光学現象の撮影を続けました。


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飛行機雲なら、多く見られます。


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でも、今日は飛行機雲もいつもより新鮮に感じました。すっかり、
籾干し・とうみの報告がありませんが、作業は順調でしたよ!


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