もう立冬(8日)は過ぎましたが、季節感では、まさに秋本番だろうか。丘陵の紅葉はあと少しです。随分ストックしてある蛾たちの11月前期分をまとめました。
Pentax K3 & Ricoh GRDⅣ
この時期の長雨を「山茶花梅雨」と言うらしいです。
TVの天気予報は歳時記を学ぶ場でもあります。
ヤママユとヒメヤママユ。野生の蚕で初夏から羽化している種も
ありますが、晩秋を感じる蛾のひとつです。
(11/22訂正:ヤママユ→ウスタビガでした。てんとう虫さんありがとう!)
野生の蚕?クワコ。カイコは家畜化された昆虫で、野生で暮らす
ものはありません。クワコはカイコのルーツと言えるかな。
いつもならウコンカギバとするのですが、実際ヒメウコンカギバ
との区別は難しいです。秋の葉色ですね。
なんとなく似た者同士。カバエダシャクとエグリヅマエダシャク。
エグリヅマエダシャク。翅の横線は、枯れ葉の葉脈に紛れると
発見できなくなります。シンプルな擬態ですね。
ギンモンシロウワバとミツモンキンウワバ。同じキンウワバの仲間
ですが、なぜデザインの変異が進化で起きたのでしょう。
セスジナミシャク、ウストビモンナミシャクとニジュウシトリバ。
コヨツメアオシャクとケンモンミドリキリガ。
雑木林からは、だんだんこの緑色が消えていきます。
ニトベエダシャク、オオトビモンシャチホコ。
マエキハマキとクロモンキノメイガ。1cmほどの小さな蛾です。
建物の中の高い場所に居て、これ以上の画像はありませんが発見
した時は「じぇじぇじぇ!」あるいは「びっくりポン!」でした。
どこからみても、チャバネフユエダシャクだったからです。
蛾を見て、季節がわかります。昨日食べた「柿の葉寿司」。
葉っぱが紅葉していました。びっくりポン!です。
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