当麻喜明

冬に残るものとイリジウム衛星の残照

2012年12月28日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2012.12.23 okubyou na syushi

モミジの種子は飛行性能が優れたデザインをしています。風を受けて樹から離れ飛ばされていくのが普通なのに、残された種子がポツンとありました。これが鳥の大好物ならあっと言う間になくなっている頃ですが・・・

Nikon D300 & Olympus E-620 & etc


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これは甘い柿とは種類が違うのでしょう。
自然の寒風で少し甘くなったのをツグミやメジロは知っているのでしょう。


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メジロはこんな茂みと柿の木を行ったり来たりしていました。


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変わった蛹がぶら下がっていましたが、何かに寄生され
羽化は出来なかったようです。


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青空に残された月。


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カシワオビキリガはネコジャラシ(エノコログサ)の穂のマフラーを
していたのですが撮影のため、ちょっとどかさせてもらいました。
・・・しまった!もどしてあげなかった。


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久しぶりに見たハマキガの仲間。


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さて、イチモジフユナミシャクだろうか・・・

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ならばこれはペアと言うことになります。


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シロオビフユシャクと、

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建物の側のクヌギに見付けたチャバネフユエダシャク。こんな個体に
会いたかったのだけれど幼虫の食草がヤナギ科やブナの仲間、クリ、コナラ、
クヌギにサクラときては狭山丘陵では目当ての樹木が多すぎます。


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天文現象は時間と位置がわかるので、月・木星・アルデバランの接近も
数日前から準備できます。


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面白いのがイリジウム衛星のフレア。これは26日、6:08の増光。
前コラムの24日6:20と比べたら空の明るさがずいぶん違います。


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これは夕景のイリジウムフレア。増光は急激に始まり燃え上がるような
印象でした。フレアの右下の星は南のうお座のフォーマルハウト、左上は
くじら座のデネブカイトスです。太陽との離隔や衛星のスタイルによって
増光にも個性があり興味深いです。これは1400kmかなたのIridium72です。


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我が家から10kmかなたの雑木林にも宇宙があります。
これは残ったものか残してあるのか・・・宇宙人か?と表現するより
ここは狭山丘陵なので「中トトロと小トトロ」と喩えるのがいいですね!

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