大瀧雅寛

冬の訪れを告げる蛾、クロスジフユエダシャク

2011年11月27日 | 大瀧雅寛 | Comment |

大瀧雅寛 11月27日、クロスジフユエダシャク。薄曇りの中で時より日差しが差し込む狭山丘陵

10月、11月、そして12月へと季節が進むにつれ、狭山丘陵の昆虫たちは、姿を隠していきます。

冬の訪れを告げる蛾、フユシャクを11月最後の日曜日、狭山丘陵で数頭見つけました。

昨年の記録を見ると、12月の第1週でした。野鳥を探しに丘陵へと出向いたとき、フユシャクの乱舞に驚いたことを思い出しました。


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フユシャクは、冬に成虫になるシャクガ科の総称です。蛾はオスメスの区別が難しいのですが、このフユシャクは簡単にオスだと見分けることができます。

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というのもメスは翅が退化して、とても小さくなっているからです。翅は体の熱を奪ってしまうので冬には邪魔なものなのです。

メスは飛ぶことができないので、木の幹でフェロモンを出して、オスを呼び寄せるのだそうです。

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今日は数頭のオスが自由に単独行動していたので、まだメスはあらわれていないようでした。11月の日差しを翅に受け、体を温めていました。

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オスは食餌を摂らないで短期間だけ、メスを探すために飛び回ります。

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側面から近づきました。脚には小枝のようなフックがついています。口は退化してしまったのは、食べたものが体の中で凍ることを避けるためだそうです。

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樹の幹にぴったりと、この冬の棲み家を見つけた蛾。この狭山丘陵に来るたび、この蛾を応援しましょう。

suzukiatsさんから、コメントをいただきましたので、加筆します。

チャエダシャクの♀とのことでした。♂に比べてやや小型で白っぽいのが特徴、♀はなかなかお目にかかれないそうです。

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