11月13日、狭山丘陵の「小さな建物」の板張りの外壁
暖かい散策日和の日曜日。久しぶりに昆虫散策に出かけました。
当麻さんから譲ってもらった、引き伸ばし用のレンズで、狭山丘陵をひとまわりしました。
狭山湖の堤防から散策スタートです。堤防のコンクリート製の欄干にカメムシを発見。背景は狭山湖の青。
このレンズ最初のモデルは、以前にも見かけたようで見ていなかった、シロヘリクチブトカメムシでした。
湖上にはカンムリカイツブリが来ていましたが、集団をつくるというよりも距離を保ちながら、お互いが馴染めない様子でした。
Pentax K-5に変換アダプタをつけて、Nikon EL-NIKKOR 50mm F2.8。
引き伸ばし用のレンズの定番でしたが、昨今のデジタル化により引退したレンズです。
所沢市内の中古カメラ屋さんで、当麻さんが見つけてきてくれました。
狭山丘陵の「小さな建物」の板張りの外壁にて。
暖かそうな、というより、この陽気でやや暑そうなオオトビモンシャチホコ。
羊のような顔、どれが眼なのでしょうか。
里山民家の谷戸で、唐辛子のようなマイコアカネ。
久しぶりに見つけました。越冬には快適そうなミノムシの住まい。
子どもの頃は当たり前のように、通学路の生垣にいましたっけ。
ここにも狭山湖で見た美しい青が。アオイトトンボも秋トンボなのですね。
白いまる。
黄色いまる。
白いまるの中の黄色いまる。
私にはゆで卵のように見える、ヒメジョオン。
きっと甘いのだろう。
オレンジ色のベニシジミの翅の付け根にも、茶色の中に綺麗な緑色がありました。
秋の色を昆虫たちの中に見つけました。3月11日から8ヶ月が経ったのですね。
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