当麻喜明

フユシャクの季節

2014年12月 7日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2014.11.29 osoi kouyou

今年のフユシャク♀の発見は、11月29日でした。私の場合、観察が主に週末なので、カレンダーに支配された日にちとなりますが、去年より一週間は早いでしょう。♂が舞っていたのを沢山見たのも先週ですから。

Pentax MX-1


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もう、遅い紅葉・・・


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テントウムシの変異は多彩です。


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木製のプロペラのような、多分クワコ。


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チャエダシャクとカバエダシャク。


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ヒメウラナミジャノメが日向ぼっこ。


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クロスジフユエダシャク♂は、地面から30cmくらいのところを
乱舞する。♀の出すフェロモンを必死に探している。


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ナカオビアキナミシャクもデザインはよく似ています。
♀は通常の飛べる蛾です。


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クロスジフユエダシャクの♀はあっけなく、公園の疑似木で発見!
飛べる♂に対し、熱を奪う翅を退化させ体内で凍ってしまう水分も
絶って、♂がやってくるのを待っているのです。


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アカスジキンカメムシの幼虫が下りてきました。
(実は私がしゃがんで、見上げて写しただけですが、)


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雨もありそうな天候、雲の流れでした。
こんな時にも彩雲がでて、天気の変わり目を教えてくれました。

ここで終わる予定のコラムですが、さっそく続編です!


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観察から戻ると、なんと我が家の玄関にクロスジフユエダシャクの
♀がいるんです。裏で飛んでいるのは見たことがありますが、♀の
我が家での発見は、観察を始めて初のことです。
幸先のいい、シーズン到来です。


Comments [2]

No.1

ご無沙汰いたしております。
今冬も始まりましたね。
まずは、クロスジでスタート、サザナミ♂、クロオビ♂を見ました。
今季もよろしくお願いします。

No.2

matan2さんの観察熱には感心しきりです。
観察地でばったり会ったATS氏も、時々話されています。
強烈に季節を感じさせる虫たちですね!
今シーズンも、こちらこそよろしくお願いします。

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