水場から原っぱまで歩いてみたら、小さい頃の風景を思い出しました。家の前に、東西に延びる水田があり、小川があり、日が暮れるまで遊んでいました。
Nikon D700: + SIGMA 150mm 1:2.8 APO MACRO DG HSM
あぜにあるクリーム質の塊。子供の頃の私は、この正体を
知らなかった。
これがシュレーゲルアオガエルの卵魂と知ったのは、ずっと
後のこと。土の中の泡物質が水に溶けるころ、新しい旅立ちに
出発するオタマジャクシ。
これに目を付けるのは、タヌキや子供たちのような動物(?)。
そして、働き者のアリたち。
乾いてしまった卵のようだが、アリが自分のものにしていました。
思えば私たちが自然を見ていて、記録したいと考えるのは
だいたい食う食われるの世界だ。
この不思議なクモは、花びらをたたんでお弁当にするのだろうか。
フタホシオオノミハムシ。
ウスチャコガネの触覚はグローブのよう。繊細なセンサーの
イメージはありません。
ホウネンタワラチビアメバチの繭。「豊年俵」とは、稲につく
アオムシ(フタホシコヤガ)などにこのハチの幼虫が寄生する
ので、この繭が多ければ、稲が健康に育っている証です。
ベニスジヒメシャク、マエキヒメシャク、
ムラサキツマキリヨトウ。草原で見つかった蛾たち。
ホシオビホソノメイガ、ヒメキマダラセセリ、
マタスジノメイガ。さらに次々見つかりました。
イチモンジチョウ。エゴの花がお気に入りのようです。
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