4月から参加している田んぼ作業の4日目です。田んぼのある菩提樹池一帯の環境は、30年くらい前、山口公民館の「山口の自然と文化を考える」事業で広く自然観察地として知られ始めた所です。
Pentax MX-1
この文化事業の参加者から「山口の自然に親しむ会」が結成され
現在の「菩提樹田んぼの会」に続いていきます。
除草も終わり、あぜも補強されました。
イトトンボやオツネントンボが産卵していたのを、先日まで観察
していた田んぼですが、ここの生物の発生は「農耕地」ですから
「人」が主導権を握るのは仕方がないことです。
除草の姿勢で、少し腰が痛くなったので付近をゆっくり、
歩いてみました。湿地にヤゴ殻を見付けました。
シオカラトンボより大型で不思議な印象はあったのですが、
このときはそのまま観察を続けました。
私の田んぼ用ゴム長に、さらさ模様のトンボがまとわりつき、
とまったのです。ここには写っていませんよ。1秒前には確実に
とまってくれていました。
サラサヤンマです。美しい翅がときどき光り、羽化直後だった
ようです。
田んぼの土や草の匂いがする私に安心してか、ゆっくり休んで
いるようす。翅は小刻みに震わせていましたが、長い時間
モデルになってくれました。
管理された田んぼより、暗い繁みの湿地や、水源に近い環境で
暮らしている瀟洒(しょうしゃ)なヤンマです。
頭上に白い蛾を発見!ヒメシロノメイガでした。
遊んで(今日は観察ではなく作業です!)ばかりではいけません。
作業でどかしていたベンチを、元の場所に戻しました。
まぶしい頭上に・・・
トビイロリンガ。地域によっては数の少ない蛾のようです。
作業のご褒美のように観察できたサラサヤンマ。
慣れない除草姿勢で腰が疲労したのか、今朝の早朝観測は休観。
でもサラサヤンマ!+-は+かな。
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