一ヶ月以上の未報告が溜まってしまいました。今回は昨日の観察をまとめてみます。画像は17日夕方のキアゲハ幼虫ですが、4日後、同じ場所を随分さがしましたが見つからず。蛹の期間は2週間程度ですから、今は変化の準備中でしょうか。
Olympus OM-D E-M5
昆虫の生活史は、人間よりずっと変化に富んでいます。
キアゲハの変身も見事ですが、トンボは水中から地上生活に変わります。
すうっと飛んできたサナエの仲間が、遠くのササにとまりました。
ヒオドシチョウと思われる蛹は、すでに翅の色が透けているようでした。
きれいなクロヒカゲですが、後翅には鳥のくちばしらしき跡が。
ダイミョウセセリ。
いつもの観察路が隠れてしまうほどの草花のお出迎え。
黒っぽいハナアブの仲間。
満開のエゴの葉に乗るのは、アオジョウカイのようです。
トゲヒゲトラカミキリ、実際の大きさは1cmほどです。
こちらも3cmほどの小さなアジアイトトンボ。
さて、大型のトンボが木にセミのようにとまっています。
ムカシヤンマです。
姿だけでなく、生態も原始的であるという。ヤゴは水中ではなく、地上の
苔のついた斜面などに巣穴をつくり、横切る生きものを捕食するらしい。
成虫になるまで2-3年かかるというので、じっくりゆっくり
生活しているトンボです。
4月1日と3月23日にに見た、モミジイチゴ。
5月21日には、こんなイチゴ状に成長しました。私たちの変化は、
モミジイチゴやムカシヤンマに比べたらもっとずっとゆっくりです。
「時間」は生きものによって随分使い方が違うものです。
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