当麻喜明

休日のスターたち-オオアヤシャク

2012年5月13日 | 当麻喜明 | Comment0

101.JPG 2012.5.5 kui no ue no taisyou

一週間経ちましたが、これが今年の連休報告です(まだ残ってますが)。木々は雨の水を受けてみずみずしく眩しいくらいでした。杭の上ではネコハエトリの競い合いをよそに、ゆっくりカシワクチブトゾウムシが散歩していました。陽の当たった杭と少し日陰の場所では、生き物の種類も違い興味深いです。

Pentax K5 + Nikon D300


102.JPG

ドッド模様の背がシックです。


103.JPG

104.JPG

小さな杭のテーブルも、1cm以下の昆虫にとっては巨大なステージです。


105futahosisiroedasyaku.JPG

フタホシシロエダシャク。


106hanagumo.JPG

じっと待ち伏せ中のハナグモ。


107eguridumaedasyaku.JPG

108.JPG

じっとこの姿勢でまる一日以上を過ごしたエグリヅマエダシャク。
定規で線を引いたようなシャープなライン。


109.JPG

110kurosujiegurisyatihoko.JPG

112haimadarakoyaga5.JPG

オオアオシャチホコ、クロスジエグリシャチホコ、ハイマダラコヤガと
思われる蛾たち。


113.JPG

水面を下から監視しているマツモムシ。
アメンボとは棲み分けをしています。


114.JPG

アジアイトトンボも、これからは足下から湧き出すように乱舞するだろう。


115.JPG

ベニシジミと・・・みつばちマーヤが「冒険」してる!


116.JPG

117.JPG

118.JPG

オオアヤシャク幼虫は大食漢です。
私が見た夕方には、すっかり葉か芽になりきっていました。
高度な擬態の技では、形だけではなく本物と同じ「匂い」成分まで
分泌するそうです。視覚に優れない天敵には匂いで紛れるそうです。
しかしオオアヤシャク、脚までたたみ見事な姿の擬態です。


119.JPG

不思議な幼虫を見ました・・・偶然の生態かな?


120.JPG

杭のロープ下にはナナフシが。


121.JPG

122.JPG

近くには、行き場を間違えた薄緑の幼虫。
オオアヤシャクに比べると小振りで銘脇役だ。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ