当麻喜明

2012年5月26日 環水平アーク-再始動自然散策!

2012年5月27日 | 当麻喜明 | Comment[3]

000.JPG 2012.5.26 kyuuryou ni sakasaniji

日食のあとは日常の自然散策の報告です。実はずっと観察は続けているので、古くなってしまった旬(?)が沢山待っているのですが。これは速報しなければという大気光学現象が現れました。色や濃さも最上級の迫力の環水平アーク(逆さ虹)です。宇宙(日食)と足下の間に大気現象が待っていました。

Pentax K5 & Nikon D300 & Ricoh GRDⅢ


001.JPG

003.JPG

ショウブに羽虫。そしてキハラゴマダラヒトリ。
日曜の朝4時30分のNHK「美の壺」は好きな番組です。
この写真を整理していたら・・・今週のテーマは「花菖蒲」でした。


004.JPG

005.JPG

シオカラトンボに・・・ネキトンボかショウジョウトンボ。
腹部横からの画像がほしかったなあ。


006.JPG

007kagisirosujiaosyaku.JPG

先着のK氏から教えていただいたレディー・蛾蛾。
カギシロスジアオシャクのペアでした。
この撮影の時、見上げた空に・・・


009.JPG

環水平アークがはっきりと現れていました。
10時35分にはアークはなく、43分には初めのショットを撮しました。


010.JPG

011.JPG

全アークが見えるところに走り走り、やっと全ぼうがつかめました。


012.JPG

太陽から離れたこの現象は、他の光学現象と同時に現れることが多いです。


013.JPG

銀河鉄道の夜で「白鳥の停車場」の不思議なシグナルを見るような、
本当に遠くから鐘の音が届くような・・・不思議な体験でした。


014.JPG

11時6分にはアークは消えていきました。


015.JPG

上空をきょろきょろすると、助骨雲あるいは波状雲がめだった空でした。


016.JPG

ついでに見上げるとエゴノキのシャンデリア。


017.JPG

白い腹部の清潔そうな、美しい(?)クモ。


018.JPG

ポロンと落ちた場所は・・・シダのベッドのある隠れ家のようでした。

追記5/29 アオオニグモと思われます。この隠れ家と捕獲の網との間は
呼び糸で結ばれ、ひたすら獲物が掛かるのを待つのだそうです。


019aokamikirimodoki.JPG

020sujibenikokega.JPG

021yamatokurosujihebitonbo.JPG

いつもの蛾の隠れ家に・・・
アオカミキリモドキ、スジベニコケガ、柱にはヤマトクロスジヘビトンボ。

追記5/29 アオカミキリモドキはカトウカミキリモドキの可能性があります。
両者の区別は難しいのですが、都心部でもむしろカトウ・・・
の方が多いとされています。


022futatensirokibaga.JPG

023.JPG

フタテンシロキバガとウラナミシジミ。
同じチョウ目の仲間です。


024sirohitomonnnomeiga.JPG

多分、シロヒトモンノメイガ・・・
2点の白点かと思いましたが、一方は後翅でした!


025higenagakamemusi.JPG

土曜ですが、ちょっと職場に戻りました。
小さなヒゲナガカメムシと・・・


026.JPG

銅細工ブロンズのような、さらに小さな7mmくらいのカマキリ。
銅の金属光沢のカマキリは、


027kokamakiri.JPG

環水平アークのように身体を反り返した、コカマキリの幼体のようでした。

追記5/28
この日の環水平アークの記載されたサイトを、いくつか確認したところ・・・
もう一つの光学現象が現れていたことに気が付きました。

333.jpg

谷の奥でアークを見付け、全貌を見ようと走っていたとき
アークと反対側に太陽から白いラインで円が形成されていました。
谷の外では再びアーク方向を向いて「あまりに明るい環水平アーク」
を撮し、見つめ満足していました。

太陽から発した白いアーク「幻日環」のことはすっかり忘れていました。
上の画像に、かろうじて写っています。
翌日の新聞に「逆さ虹」の記事がありましたので画像追加と
コラムの題名を変えてみました。

Comments [3]

No.1

更新お知らせありがとうございます
・・・・・見れていません^^;

自分でいうのも何ですが結構
変わった雲や 虹が出た時 なんとなく空を見上げる
体内感知力?!がある方だと思うのですが・・・(笑)

今ちょっと背筋を損傷し 少々ロボットとような動きをしています^^;
首が回らないぃ・・・(爆)

ありがとうございます!こちらでまた拝見させて頂けました(^O^)/
確認ですが次は 6/6をチェックでいいですよね・・・^^;

谷の奥から外まで全速力で駆け抜けました。
太陽だけでなく、月もいろいろな光学現象を起こしますから
これから満月に向かう月も楽しみです。
(夏の月の軌道は低いので腰に負担は掛かりにくいです!)

http://www.astroarts.co.jp/special/20120606transit_venus/index-j.shtml

次は6月6日(水)のほぼ午前中いっぱいです。
見逃すと、その次は2117年12月ですから、日食より希な現象です。
6月の太陽高度は1年で一番高いので、早い時間の
観察がお勧めです。

No.3

6/6の詳しいURL ありがとうございます!
見逃せませんっ(*^_^*)

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ