日食のあとは日常の自然散策の報告です。実はずっと観察は続けているので、古くなってしまった旬(?)が沢山待っているのですが。これは速報しなければという大気光学現象が現れました。色や濃さも最上級の迫力の環水平アーク(逆さ虹)です。宇宙(日食)と足下の間に大気現象が待っていました。
Pentax K5 & Nikon D300 & Ricoh GRDⅢ
ショウブに羽虫。そしてキハラゴマダラヒトリ。
日曜の朝4時30分のNHK「美の壺」は好きな番組です。
この写真を整理していたら・・・今週のテーマは「花菖蒲」でした。
シオカラトンボに・・・ネキトンボかショウジョウトンボ。
腹部横からの画像がほしかったなあ。
先着のK氏から教えていただいたレディー・蛾蛾。
カギシロスジアオシャクのペアでした。
この撮影の時、見上げた空に・・・
環水平アークがはっきりと現れていました。
10時35分にはアークはなく、43分には初めのショットを撮しました。
全アークが見えるところに走り走り、やっと全ぼうがつかめました。
太陽から離れたこの現象は、他の光学現象と同時に現れることが多いです。
銀河鉄道の夜で「白鳥の停車場」の不思議なシグナルを見るような、
本当に遠くから鐘の音が届くような・・・不思議な体験でした。
11時6分にはアークは消えていきました。
上空をきょろきょろすると、助骨雲あるいは波状雲がめだった空でした。
ついでに見上げるとエゴノキのシャンデリア。
白い腹部の清潔そうな、美しい(?)クモ。
ポロンと落ちた場所は・・・シダのベッドのある隠れ家のようでした。
追記5/29 アオオニグモと思われます。この隠れ家と捕獲の網との間は
呼び糸で結ばれ、ひたすら獲物が掛かるのを待つのだそうです。
いつもの蛾の隠れ家に・・・
アオカミキリモドキ、スジベニコケガ、柱にはヤマトクロスジヘビトンボ。
追記5/29 アオカミキリモドキはカトウカミキリモドキの可能性があります。
両者の区別は難しいのですが、都心部でもむしろカトウ・・・
の方が多いとされています。
フタテンシロキバガとウラナミシジミ。
同じチョウ目の仲間です。
多分、シロヒトモンノメイガ・・・
2点の白点かと思いましたが、一方は後翅でした!
土曜ですが、ちょっと職場に戻りました。
小さなヒゲナガカメムシと・・・
銅細工ブロンズのような、さらに小さな7mmくらいのカマキリ。
銅の金属光沢のカマキリは、
環水平アークのように身体を反り返した、コカマキリの幼体のようでした。
追記5/28
この日の環水平アークの記載されたサイトを、いくつか確認したところ・・・
もう一つの光学現象が現れていたことに気が付きました。
谷の奥でアークを見付け、全貌を見ようと走っていたとき
アークと反対側に太陽から白いラインで円が形成されていました。
谷の外では再びアーク方向を向いて「あまりに明るい環水平アーク」
を撮し、見つめ満足していました。
太陽から発した白いアーク「幻日環」のことはすっかり忘れていました。
上の画像に、かろうじて写っています。
翌日の新聞に「逆さ虹」の記事がありましたので画像追加と
コラムの題名を変えてみました。
Comments [3]
No.1みことさん
更新お知らせありがとうございます
・・・・・見れていません^^;
自分でいうのも何ですが結構
変わった雲や 虹が出た時 なんとなく空を見上げる
体内感知力?!がある方だと思うのですが・・・(笑)
今ちょっと背筋を損傷し 少々ロボットとような動きをしています^^;
首が回らないぃ・・・(爆)
ありがとうございます!こちらでまた拝見させて頂けました(^O^)/
確認ですが次は 6/6をチェックでいいですよね・・・^^;
tomaさんから みことさんへの返信
谷の奥から外まで全速力で駆け抜けました。
太陽だけでなく、月もいろいろな光学現象を起こしますから
これから満月に向かう月も楽しみです。
(夏の月の軌道は低いので腰に負担は掛かりにくいです!)
http://www.astroarts.co.jp/special/20120606transit_venus/index-j.shtml
次は6月6日(水)のほぼ午前中いっぱいです。
見逃すと、その次は2117年12月ですから、日食より希な現象です。
6月の太陽高度は1年で一番高いので、早い時間の
観察がお勧めです。
No.3みことさん
6/6の詳しいURL ありがとうございます!
見逃せませんっ(*^_^*)
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