前回報告の滝田谷津から桜沢まで観察地が拡がりました。午後4時から5時15分までの短い時間の観察で、現地までのアクセスや環境を探りました。飛行中のトンボは確認できないまま草原の甲虫を探し始めました。
ヤマトシジミと思われる個体に出会いました。
Sony DSC-H10
広いのっぺりした丘の横を通って湿原に向かいました。
イネ科の植物が生長した根元に水面が光り、多彩な生き物が見つかりそうでした。
丘の上から見下ろすと池と湿原、草原のつながりが良く分かります。
草地の中に全長4cmほどの、ずいぶん小振りのトンボが潜んでいました。
夕方お会いした高校の生物の先生とデジカメ液晶を見て歓談をしました。
まさか今日の会議の席に「生物」談義などで花が咲く方がいらっしゃるなどと全く想像して
いませんでしたから、お話しするのが最後になってしまい本当に残念でした。
嬉しいことに今年初記録の「ハラビロトンボ♀」と結論しました。
こちらは ♂ の個体です。
飛行中の個体もちらほらいたのですが黒く見える不思議なトンボです。
若い頃青黒く見える身体が、やがて成熟し青に粉をふくと
記載されている情報がありました。
こちらは「ショウジョウトンボ」これも今年の初記録です。
去年の夏、大瀧さんと西久保湿地でみたオベリスク姿勢が印象的だった種です。
マツヘリカメムシがすぱすぱ歩行していました。
ウズラカメムシも夕日を浴びてきました。
カルガモがバサバサ泳ぎ、私は時間が気になりだしました。
今日は18時には小平に着いていなければいけません。
今回は速報です。
またじっくりと歩いた報告をさせていただきます。
トンボ-2010-008:ハラビロトンボ、トンボ-2010-009:ショウジョウトンボ
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