夜の生物観察は久しぶりです。トギレフユシャクなど、今年未見の「お気に入り」を探したかったのですが、時間的に深夜0時ともなると、高い梢に上がってしまっているでしょう。深夜のコンビニでは、ごみ収集の働く車を見ました。
Pentax MX-1
この仕事の方は、夏や秋の大型の蛾類がとまっている蓋を
開けるとき、どんな風に感じるのだろう。
ホソバトガリエダシャク、観察で興味あるのは「擬態」ですが、
同じ種でもじゃっかん趣が違う「変異」にも関心があります。
ブナキリガも、
こんなタイプがあります。
ホソバキリガ、これは全く別種です。
マエアカスカシノメイガ、こんな色や姿態なら「ぎょ!」っと
されませんね!
白と名の付く蛾ですが、「ぎょ!」のタイプでしょうか。
シロフフユエダシャク、シロヘリキリガ。
ハイイロフユハマキ、灰色冬葉巻。
ゴミ収集にもめげず、蓋にしがみ付いていました。
この日は、実は雨だったのです。
建物の中で雨宿りのアトジロエダシャク。かなり大きい。
チャオビトビモンエダシャク。さらに大きい!
この♀にはなかなか会えないらしいです。
シロテンエダシャク、立派な♂の触覚ですね。
ホシオビキリガ。模様がゴマダラの「変異」タイプです。
我が家のオートバイに乗っていた?ウスベニスジナミシャク。
これは春の蛾です。
カブラヤガ、春や夏の蛾です。ちょっと観察を休んでいた間に、
虫からみた季節変化は、ぐんぐん進んでいたのですね!
追記3/13)・・・と、思いきや最終のカブラヤガは
「カシワキボシキリガ」だそうです。となると、越冬キリガの
仲間で、まだ「冬」の文字が残ります。ATSさん、ご指摘を
ありがとうございました。
Comments [2]
No.1本多琉青さん
先生お疲れ様です!
蛾はやっぱり夜にしかみれないんですかねー?
tomaさんから 本多琉青さんへの返信
そうでもないみたいです。
しかし、広い観察地に散らばっている虫たちを見るのに
夜の「街灯」は良いですよ!虫の密度が高いです。
すべての生き物の中で、蛾たちはずいぶん弱い立場に
あります。鳥たちに見つからないように暮らしている
ので、夜に行動するのかな。
本多琉青さんは昼間のスターになってくださいね!!
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