夜の蛾の観察は続いており、たくさんのコラム話題があるのだけれど、書き込みする時間がありません・・・新鮮な話題がどんどん古くなっていきます。蛾の出現には、相当な季節感があるのです。今回は26日一晩の観察です。
Ricoh GRDⅣ & Pentax MX-1
私のクルマにはシロヘリキリガ。
この日の晩は街灯に舞う蛾も多く、少し期待がもてました。
マエアカスカシノメイガは、蛾に抵抗感があるかたも「美しい」と
言ってくれます。2cmほどのチャオビコバネナミシャクは一見
地味な蛾ですが、ルーペサイズに拡大すると美しくありませんか?
ホシボシトガリバとマユミトガリバ。
サカハチトガリバの名前の由来、「八」ですが、毛筆調の達筆です。
アカバキリガは明朝体の「1」そっくりの模様。
カバキリガは複雑な模様ですが、クロテンキリガは渋い顔型です。
チャイロキリガ・・・少し地味か。
アトジロキリガ。本州から北部地方に見られ、北方系といってもいいようです。
(この少しレアな蛾はATS氏に教えていただきました。)
エゾモクメキリガトホソバトガリエダシャク。
ヒゲマダラエダシャクとシロトゲエダシャクは少し大型の蛾。
シロトゲは「フユ」とは付きませんが、シーズンの最後に現れる
フユシャクの仲間です。(♀は退化した翅しかありません。)
シタコバネナミシャクとトギレフユエダシャク。
シタコバネナミシャクの腹部に近い翅の付け根には、赤い斑紋が4点。
トギレの♀は今年出会っていない・・・
ナカモンキナミシャクとカバキコマチグモ。 コマチグモの仲間は
壮絶な命のつなぎ方をしています。 子が生まれた後も、
母グモは子を守り続け2回ほど子が脱皮した後・・・
母グモは子に自らを食べさせる(数十匹の子が母を食べる)ことで、
一生を終えるのです。これが26日に観察したことです。
Comments [2]
No.1mtana2さん
フユシャクシーズン、最終章ですね。
最後に、なんとかトギレ♀、見ることができました!
今季もお世話になりました。m(_ _)m
tomaさんから mtana2さんへの返信
こちらこそお世話になりました。またユキムカエフユシャクのときは
mtana2さんのご案内がなければ、発見できませんでした。
あのときもありがとうございました。
ATS氏からも、熱心な観察状況をお聞きしています。
深夜にばったりお会いして、お互いビックリされたでしょうね!
当方3-4月が大変忙しく、何もご案内できずすいませんでした。
私は今シーズン、トギレ♂ばかりだったので来季の宿題になりました。
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