ユキノシタ科ネコノメソウ属の地味な花を観察中です。ある方から尋ねられ探していましたところ「てんとう虫の歳時記2」に記述を見付け、タイミングの良さにビックリしてしまいました。
Pentax K-5Ⅱs & MX-1
お昼休みに職場から少し離れた谷戸に行ってみました。
見付けにくい谷戸ですが、狭山丘陵にはこんな所もあるんです。
水辺にはカエルの卵塊があり、そんな時期にネコノメソウが咲き始めます。
たいへん地味なのですが、花期がくると粉を吹いたように葉の中心部が
黄色くなります。
花や蕾がわかるでしょうか。
蕾と花です。
花弁はなく葉と同じようにおしべを包む額が、花弁のように見えます。
四角い窓が見えますが、これが開く前は「猫の目」に見えます。
今の身近になった重機ならこんな小さな谷戸なら、地盤のしっかりした
宅地にするのは簡単でしょう。
ネコノメソウ・・・探してみるとありそうでないようです。
かつては何処にでもあったのかも知れません。
少し奥まで歩いたら、なんと黒い動物が私の方を見ています。
それは、何というタイミング!黒いネコの目だったのですから。
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