春の訪れは黄色い福寿草、菜の花、タンポポで感じます。はぜのタンポポは水面下の生命が動き出す様子を伺っている様です。氷っていた、いつもの池もゆるんだ水に被われました。たった半日で春が見付かるでしょうか・・・
TAMRON SP 70-200mm F2.8 + PENTAX K20D
気温13℃、いつもの年のいつもの気温です。平年並みとは過去30年の観測平均だそうですから、やはりじわじわ上昇傾向にあるのでしょう。今日は一羽のカワセミが、5人のカメラマンと5人くらいの散歩者、2人の公園を管理してくださる方の前で数度のダイビングを見せてくれました。カワセミギャラリーも、じわじわ上昇してきました。
岸田んぼで出会った昆虫写真のベテランの方が、ルリタテハの越冬個体について教えて下さいました。体温を温めているのかじっとしていて綺麗な瑠璃色をなかなか見せてくれません。もしかしたら裏側の枯れ葉のような模様を私たちに見せたかったのかもしれません。(まだ枯れ葉の季節だと・・・)
少し手前にいた個体は綺麗な瑠璃色を見せてくれました。多分・・・
雑木林の「カワセミ」と呼んで欲しいと控えめに表現しているのでしょう。
土のついたカエルの卵です。
こちらは孵化もすすんでいます。産卵時期の差と、その後の水温の差が
細胞分裂の回数を決定していったのでしょう。
菩提樹池のオタマジャクシの側に不思議な生き物がいました。タガメの仲間かなあと読んでいましたが、ひょっとして「マツモムシ」かもしれません。背中の模様と泳ぐのに特化した足が目立った姿が印象的です。小さな容器に逆さに入れて(刺されないように気をつけて)背泳をするか観察すれば良かったです。
もちろん観察後は同じ場所に返します。田植え前の小さな春の命を奪ってしまうと、春の「訪れ」がひとつ減ってしまうからです。
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