当麻喜明

菩提樹田んぼの苗取り

2019年6月11日 | 当麻喜明 | Comment0

IMG_3524.jpeg 2019.6.8 saa!kaisi

6月8日、田んぼ作業の中でも重労働の「苗取り」を行いました。私たちの田んぼは、昨年の籾から発芽させ循環させて育てています。切れ目が無いのですが、この辺りがスタートと考えるとわかりやすいです。

iPhone8


IMG_3014.jpeg

IMG_3028.jpeg

4月20日、昨年からとっておいた籾は、炊き出しのお湯で消毒。
温浴させ発芽刺激も行います。このお風呂に入れるのです。


IMG_3020.jpeg

IMG_3491.jpeg

田んぼには短冊を切り、5月3日の籾ふり(籾を田んぼの短冊に
まく作業)にそなえました。

田んぼ農家の方でもこの作業を知らず、稲は苗屋さんから購入
するものと思っている方もいるんだとか・・・

6月2日、苗は苗床でここまで育ちました。


IMG_3530.jpeg

IMG_3527.jpeg

そして明日(6月9日)の田植えにそなえ、前日に苗取りと
なりました。


IMG_3531.jpeg

お昼前にここまで終了。


IMG_3535.jpeg

IMG_3536.jpeg

お昼は現地炊き出しの通称「田んぼカレー」
トッピングに珍しい真竹の炭火焼き!


IMG_3539.jpeg

多分、真竹を食べたのは初めてです。1メートルほど伸びた真竹の
地上部を切って、皮付きのまま炊き出しの薪の置き火の中に置きっ
ぱなしにしたものです。皮をむいてそのまま頂きます。


IMG_3541.jpeg

再び苗取り再開。このくらいまで来ると、作業中の会話の話題は
一つになります。今年はイノシシ肉やシカ肉の話から、世界の
残酷料理の話まで、初耳学満載でした。


IMG_3543.jpeg

明日の田植え準備。苗床を田植え用に地ならしします。


IMG_3545.jpeg

IMG_3546.jpeg

IMG_3547.jpeg

耕運機だけで済むかと思ったら、泥が深く「人馬一体」の作業に
なりました。


IMG_3549.jpeg

最後は人の手で!機械化の進んだ大規模田んぼ作業に比べたら
私たちの作業はクラシカルです。「経済」「採算」ではない
「文化」を伝える稲づくりです。


コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ