田んぼの報告が遅れていますが、これも6月の作業です。田植えの後、稲を観察し流されたところを補い、倒れた稲を起こします。
Ricoh GRDⅣ
一見きれいに並んだ稲ですが・・・
倒れている稲もあります。
畔を歩いて観察していると、
あんパンみたいな、住人もいました。ノウタケの仲間かな。
補植すべき場所が見つかりますか?
「○」の場所は捕食です。近くの本数が少ないところも補います。
稲は水耕栽培ですが、葉が水面より上にある必要があります。
葉から酸素を吸収し、光合成をするからです。
稲の横、水面下にあるのはコナギです。コナギはあまり酸素を
必要とせず成長し、稲の栄養を奪い合う雑草ということになり
ます。今後、田んぼに入り草取りをするのはコナギです。
補植用の、水路に置いた苗です。
田んぼの表面に油が浮いたように見えるのは、この赤いものが
原因です。水に溶けていた鉄を、溶けない鉄に変化させるとき、
発生するエネルギーを補食し生きている、鉄バクテリアです。
この時季カエルは、稲に着くハムシのようなものを食べてくれる
ので有りがたい生き物です。
多分、近くにいたササグモもありがたい生き物です。
田んぼには農薬を使わないので、これから昆虫観察が出来る
マイ・フィールドになります。
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