2014.6.5 todokimono
職場の机に届きものがありました。「あいさつロード」の指導をしていた3年生のAさんとNさんが、近所の方から渡されたそうです。アクエリアスのペットボトルの簡易資料箱に入っていたものは、
Pentax Q7 + 01 & Ricoh GRDⅣ
メンガタスズメ!!(実は後でクロメンガタスズメと判明。)
普通の三角定規を越える、実に10cm超の大物でした。
始めメンガタスズメの印象をもちましたが、いつもお世話になる
HirokouさんとATSさんに相談したところ「クロメンガタスズメ」
だとわかりました。
クロメンガタスズメは2000年当時までは、やっと四国や九州あたり
まで進出した南方系の蛾です。本来はマレーシアや台湾、九州沖縄
あたりで多く生息している蛾です。
2009年8月埼玉県北本自然公園で確認され、その後2011年頃には
栃木県のタバコ畑で被害等が報告されています。
特徴ある笑ったような面方。後翅の太い黒帯。腹部の帯状の青線。
クロメンガタスズメの特徴です。蛾類を好んで観察している私も、
この大きさと模様にはびっくりさせられ、感激させられました。
AさんとNさん、近所の方もビックリされたでしょうね!
興味をもって私の机まで届けてくれたことに、感謝します。
職場校内にも、開いた窓から蛾やトンボが侵入します。
校外の壁にはアワノメイガ。淡い波のような模様に感嘆。
シラヒゲハエトリ。体育館横でいつもご馳走を探している
御常連です。(6/12訂正 シロ→シラ)
チャバネアオカメムシ。5月後半にはたくさん見かけました。
アトキハマキの翅は、古い陶器に入ったひび割れ模様のようで
なんとも美しいです。6月のAさん、Nさんからのプレゼントに
早速コラムを書きました。(6/9 Iさん→Aさんに変更)
参考ブログ
1.埼玉県北本で本県初記録されたクロメンガタスズメ
2.狭山丘陵で発見されたクロメンガタスズメ
3.狭山丘陵で確認された幼虫
Comments [7]
No.1河野 水樹さん
当麻先生、 1-6の河野です!
『IさんとNさん』となっていますが、
違いますよ!俺の知り合いなので知ってます…
正確には『AさんとNさん』ですよー☆
では…また理科の授業で会いましょう!w
俺のコメント見たら知らせて下さいねー!
tomaさんから 河野 水樹さんへの返信
コメントありがとうございます!確かにAさんでしたね。
どうして勘違いしたかというと・・・Iに近いAさんですね。
実物は見ましたか?クロメンガタスズメは今、
「荒幡富士いきものふれあいの里センター」で専門の方に
標本にしてもらっています。狭山丘陵にとっても貴重な
生きものの証(あかし)になりました。
No.3takizawaさん
当麻先生、1−5のtakizawaです!シロヒゲハエトリという[くも]すごくみたいです。私はまだあまり珍しい生物を見たことがないのでとても面白いです。 返信不要です。返信は学校でおねがいします!!
No.4tomaさん
コメントを少しだけ・・・
シラヒゲハエトリ(すいませんシロではなくシラでした)
は私も気に入っています。カメラを向けるといつも
カメラ目線をしてくれます。少し小さいルーペサイズの
可愛いクモですよ。
No.5takizawaさん
返信とシラヒゲハエトリの写真ありがとうございました!!季節は関係なくいつでも見られるのですか?色々気になっちゃって...。
No.6ueno さん
昨日のクロスケの家、すごく面白かったです。等身大のトトロが、すごかったですね。天気がコロコロかわっていましたね。蔵の中の物も面白かったです
tomaさんから ueno さんへの返信
takizawaさん
シラヒゲハエトリは晴れた日の明るい壁などで、
通年観察できます。身近で会えるのは体育館の壁です。
1cm以下の虫から見た、人間の姿ってどんな風
なんでしょうね。
uenoさんコメントありがとうございます。
学校から自転車20分の別世界でしたね。そして夜灯りに
たくさんの生きものがやってくるんですよ!
夏休みの観察会が楽しみですね。晴れて欲しいなあ。
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