当麻喜明

雨は欲しいが・・・

2013年6月 8日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2013.6.8 midori no mansyon

丘陵の緑には、今まさに雨が必要です。しかしながら晴天続きのおかげで虫たちと出会えました。散策路の土の路も割れはじめているので、大量の雨が必要なのですが・・・一回降れば、丘陵の地下に貯水できるのですが。

Olympus OM-D & Ricoh GRDⅣ


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高いところの樹液に、アカボシゴマダラの白化した個体が来ていました。
春型と言ってもいいのでしょう。


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フキバッタの仲間や、ルリチュウレンジがコンクリートの柵に。
風でも揺れない丈夫さが魅力なのでしょうか。


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こちらも丈夫な建物の壁に、シマフコヤガとヨスジキヒメシャク。
こんな場所を私は「ホワイトカーペット」と呼ぶことにしています。
夜などは、本当にスポットライトの当たった白いカーペットに見えます。


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葉の上にゴマフシロキバガ。ここからしばらく葉上のスターたちを。


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クワキヨコバイの仲間とヨツスジハナカミキリ。
黄色と黒はハチを模して、天敵から逃れているデザインかも知れません。


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ならば、これはいったいどうなっているのでしょう・・・
アカガネサルハムシは、金属光沢を発して堂々の存在感を誇示しています。


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ヨコジマナミシャクは、通常複雑な蛾の名前からするとシンプルすぎます。
この特有なスタイルは、お尻が触角の助けをしているみたいです。


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ササグモの仲間。哀れな蠅の仲間・・・


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ずいぶん弾力のある糸で作られた卵のう?


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常緑の少し暗い葉の上にホタルガ。シロシタ教授ではないようです。


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雨だれの波紋ではありません。しばらくザッとは降っていないのですから。


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管理された水田でも、水量確保が大変です。ここのイチョウウキゴケは
たくましく生きるすべを知っています。水が不足したら陸生型に変わります。
とはいってもねえ・・・梅雨なんですから。

Comments [2]

No.1

雨が降らないから農作物も育ちませんね

自然の生き物からしたら命の水が欲しくてたまらないでしょうね

お久しぶりです!全くそうですね。
今日行った八幡湿地にある田んぼでは、上流の水源だけでは
足りずに、トラックで水を運んできていました。
ヤゴやカエル、サンショウウオなどの水生生物も心配です。
今週雨はあるでしょうか、贅沢ですが土日は晴れて欲しいです。

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