20日、夕方の天気予報で「富士山に現れたつるし雲」を報じていた。強風と気流の複雑な絡みで、多彩な雲が出現したようだ。幸い雨は明け方止んでいたので、この日も平日の散策が楽しめました。さっそく六道山の展望台から雲見をしてみました。
Pentax K5 + SMC PENTAX-DA 1:4 16-45mm ED-AL
遠くに複雑な雲の重なり。
何段か重なったつるし雲(レンズ雲)のようです。
時間が停止したような画像ですが、気流の動きを微速度撮影した動画で
見たら、迫力ある雲だろうと思いました。
台風に耐えた小さな蜘蛛・・・大切な卵のうも無事だったようです。
生き延びられたら、命をつなぐためには食べなくてはいけません。
シラヒゲハエトリもアオオビハエトリも食糧ゲット!!
アリだと思った虫をよくよく観察すると、アリグモの♀だとわかりました。
♂にある大きな顎はなく、擬態とすればさらに良くアリに似ています。
イオウイロハシリグモ。
なかなかわからなかった「蛾メラ」はクロモンドクガのようです。
検索した多くの観察例では黒い部分の面積が小さく、翅外周が黄色い
個体が多く、この画像とは別種のようでした。
珍しがってじろじろ見られ、落ち着かなくなった蛾メラは、
サッと近くの葉まで飛んでいきました。
緑の蛾にはドキドキします。よくまあ見付けられたもんです。
ゴマケンモン。
ゴマといえば・・・これは食べられません。
草陰にウンカ!!!
見たことのないウンカに「やったぜ!」
シリアカハネナガウンカのようでした。
左上 ホソスジツトガ 右上 コウゾハマキモドキ
左下 ヒロオビヒメハマキ 右下 キマエホソバ
ヒロオビヒメハマキがいつもこんな風に茎に垂直にとまるなら
とてもよく考えた翅の大胆なデザインです。
クロシラフクチバ、シラフクチバ・・・難解な蛾です。
上2種がクロシラフクチバ、下はさらに難解、アヤシラフクチバのよう。
いつもATSさんからご教授されているのですが、今回のポイントは
横帯の輪郭に注目するとわかりやすいようです。
オオハガタナミシャク、ツマキリウスキエダシャク、そして
クロシタアオイラガ。
トビモンコハマキ・・・
美しいレディー・蛾蛾のヒトツメカギバ。
紫陽花が咲き誇る6月の丘陵。
オオカバフスジドロバチとのコントラストが見事でした。
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