当麻喜明

白い蛾の運命-コガタツバメエダシャク

2012年6月15日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2012.6.3 kosame no yato

梅雨に入って、視界は曇りがちの日が多くなりました。空も空気も、何となく白っぽくなりました。とたんに白い蛾が目にとまるようになりました。白ベースで模様も薄いものから、ハッとするくらい美しいものもいました。

Lumix G2 + Ricoh GRDⅢ


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散髪をしたようなサッパリとした谷戸。


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オツネントンボを探して枯れ茎を見ていたら、タイワンキシタアツバが。


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イチモンジチョウとアカシジミ。
イチモンジチョウはスイカズラにとまっているようです。幼い頃の食卓。


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コシロオビアオシャクが建物の入り口に・・・
ここは私が日本で一番好きなトイレです。


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上から見たら三角形のニワトコドクガ。
横から見たら三角形のキシャチホコ。


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白っぽく地味なオビヒトリ。


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ナカシロオビエダシャクとウスキミスジアツバ。
ナカシロオビ・・・の方は、黒く太い横帯から思いつく蛾ではなく
迷宮入りでしたが、ATSさんからアドバイスがありました。


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コガタツバメエダシャク。
うっとりするような、清潔で整った薄く美しいライン。
この白い蛾の美しさは永遠に続くように思われましたが・・・


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翌日同じ建物で見かけた同個体のような蛾の左翼には、ザックリと
ピークサインが。生きていくすぐ後ろには「死」の影が。白い蛾の運命。


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キハラゴマダラヒトリ。こちらはどうだろう。


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室内には煌(きら)やかな産卵中のキハラゴマダラヒトリ。


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命のパッケージが光っていました。白い蛾の運命。


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色目が不足ぎみだったので青と赤を追加。
アオオサムシとショウジョウトンボ。


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