7月8日と23日の、田んぼ作業を紹介します。里山管理作業で、地域の方と共同で作業したのが8日。田んぼの会で作業した「ひたすら除草」の23日です。
Ricoh GRDⅣ
畔(あぜ)は、エンジン刈り払い機で除草できます。
適度に除草し、畔が確保出来ました。ここの田んぼ保全の目的の
ひとつは里山保全地域の「景観維持」なので、畔も観察路として
多くの方が散策します。
田んぼ脇の水路には、かつて収穫していたクワイが自生して
います。あまり立派なので、12月になったら正月のおせち用に
収穫して、クチナシで染めてみたいです。
田んぼの水面が見えた7月始め、水生の生き物も観察できて
美しかったです!
広場で見つけた、ワモンコマユバチ。1cm ほどのセルロイド製
みたいなコマユバチ。
トウキョウヒメハンミョウ。
23日は、田んぼの会だけの作業でした。
水面が見えなくなるくらい、稲が成長していました。
印の部分が、わずかに背丈が低く、色も少し緑が黄色っぽく
見えませんか?
ここを境に、水田雑草のコナギがはびこって来たのです。
コナギは、水田に少なくなった雑草です。特効薬みたいな
「除草剤」があるからです。しかし、ここは完全な無農薬で
有機肥料の田んぼですから、ひたすら「手抜き」で除草します。
水田内も機械除草が出来ればいいのですが、そうはいきません。
8月の稲の花が咲くまで、ひたすら除草を続けました。
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