ヘイケボタルを観察。護られている所と危ういところです。菩提樹池周辺は、ゴルフ場や墓地関係者、所沢市や自然保護団体が参加した保全会議が組織されています。一方、早稲田大学周辺には心配な開発計画があるのです。
Pentax K-1 + smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited
9日、19:30、この雲が私の上空に来て少し強い雨になりました。
今日は恒例の「菩提樹池のホタル観察会」です。
雲が流れた後、再び晴れました。蒸し暑ければホタル日和なの
ですが、少し涼しいです。
月と木星が、3度以内に接近する超大接近です。木星の左上には
獅子座σ(シグマ)も見えます。
菩提樹池の対岸に、観察者の灯りが移動します。田んぼから
池まで歩いた方は、ヘイケボタルを30ほどカウントされていま
した。月と木星は池の淵からも観察出来ました。
7月3日、早稲田のA湿地(「いきふれ」観察地スポット3)の
ヘイケボタルを観察しました。
20時頃になると、草陰で動かなかったホタルが、点滅飛行を
始めました。ヘイケボタルはゲンジに比べ、明滅の「明」が短く
飛行のスピードが速く感じます。
私の近くに、ホタル道(みち)があるようでした。
何かを語ってくるような、画像を得ることが出来ました。
ここのホタルは、人が放流したホタルではありません。
20時20分からの、15秒(iso12800)露出を2枚合成した画像です。
丘陵の林が作ってくれた暗がりは、光害を遮断し、ここだけ
別世界のような、神秘的な環境を残してくれました。
この湿地を作る上流の丘陵斜面で、地盤固定剤を地下に封入して
までも「墓地」を造成する計画が進行中です。
ホタルは放流して楽しむのではなく、生息地を保護し、そっと
彼らの生きてる姿を観察させてもらえたら、それが一番だと思い
ます。ホタルは昆虫の中でも、人と違う「生命」を感じさせる
神秘性の漂う生きものです。
ゲンジボタルが舞う里では、星とホタルの天体写真が人気です。
ヘイケの里では、弱い明るさと点滅の速さで撮影は難しいです。
七夕に不要な明かりを消す「ライトダウン」の試みがありました。
ホタルの灯りが残る環境には「開発ダウン」の試みが必要ですね!
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