タマツノホコリは清楚で美しい。ほー!って声が出てしまう。逆にムシホコリの変化を追ってみたら、じぇじぇじぇ!と、叫んでしまいそうです。
Pentax K3 & Olympus OM-D E-M5
私の観察は、7月19日早朝から始まりました。
(何枚かの画像は既報のものです。)
朝の片虹。
同じ「虹」という言葉をいただいた、ニジオビベニアツバ。
朝焼けの虹を連想させる、南方系の蛾です。
18日昼(13h5m)-19日早朝(5h10m)までの変形体の変化。
18日の画像は、発見されたてんとう虫さんからお借りしました。
私は黄色い変形体を想像していましたから、じぇじぇじぇ!
濡れた光沢のない緑色・・・まだ変化を続けている途上のよう。
ところどころ、塔のようにも立ち上がっています。
子実体は、網のような形になると予想しました。
森のふしぎな生きもの「変形菌ずかん」平凡社から、似てるのは
こんなところでしょうか。
さらに同日(15h10m)の変形体、あるいは子実体です。
黄色→緑→黄色と変化しました。
早朝の姿と対応する画像を選びました。ここでもう一度、
じぇじぇじぇ!!
塔のてっ辺に甲虫が。キノコ虫?
胞子まみれになった甲虫(調べ中)。たった数ミリの甲虫にとって
ここはお菓子の大陸でしょう。(うらやましい!)
子実体の姿を壊すのは、虫だけではありません。突然雨が降り出し
更に形が壊れました。
こんどは「日本変形菌類図鑑」平凡社から同定して、モジホコリ科
ムシホコリ属のムシホコリみたいです。
それにしてもモジホコリの仲間は、外観でも様々なデザインの
ものがあるんですね。
雨の中、土に還ったようなムシホコリ。しかし「土」ではなく
無数の命のパウダーに変身していったのです。
粘菌か菌類か・・・白く清潔そうな姿も好感が持てます。
しかしムシホコリの変貌を観察したら、少し妖怪っぽいところも
魅力を感じますね!
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