Pentax Q7 の初撮影で思いがけない発見がありました。4月から新しい観察地も加わり、夜は4箇所くらいの観察を終えて帰宅します。週末だったので7月5-6日は深夜の観察に、この日発売されたQ7を持って出かけました。そしてQ7が東京都(埼玉県)スギタニマドガを初めて記録してくれました。
Pentax Q7 + 01 STANDARD PRIME
ガラスにとまっていたのはソトウスグロアツバのようです。
これは、同じ日の別個体です。
シロシャチホコとシャチホコガ。ここのタイルは、ほぼ3cm。
ナシイラガの翅は横綱の化粧まわしのようです。3cmに満たないけれど。
ダース・ベイダー2種。モンムラサキクチバとカラスヨトウ。
トウキョウヒメハンミョウとコミミズク、ミミズク♂。
デザインは似ていても、異種のコミミズクとミミズク。
イラガ、カシワマイマイ、キオビゴマダラエダシャク。
そして・・・
LEDライトのみで撮した、初めてのレディー・蛾蛾。
贅沢にも2個体のヒトツメオオシロヒメシャク。
背景の色合いが印象通りなので、わずかに色調が違う個体でした。
さて、これがタイトルのスギタニマドガです。これだけ特徴があるのに
「さっぱり、わからん」でした。以下は同定をお願いしたATS氏からの返信を
引用させていただきました。
☆ ☆
>下のは2cmくらいですが、なぜ手がかりがないのか不思議な不明種です。
こちらはマドガ科のスギタニマドガです。しかし、大変です!!
最近まで関東にはいないことになっていた種です。静岡付近から西では
普通種なのですが、関東及び以北では記録がありませんでした。
2010年に千葉県佐倉市で記録があるので埼玉に侵入していても不思議は
ないですね。ただし埼玉県での公式記録はまだ無かったかも知れません。
☆ ☆
5日の深夜の観察で場所は、東京都/埼玉県境と言ったところでしょうか。
Pentax Q7 + 01 STANDARD PRIME ファーストライトの1枚です。
ヤガかコブガの仲間がこんな所にいました。そしてクモもうまいところに
網を張っています。スギタニマドガには、もう一度観察のチャンスを頂き
たいです。独特なカールした触覚の特徴を記録し損なったからです。
大きなセダカシャチホコ。後に写っているのは愛車「リトルカブ」、
夜のドア・ツー・ドアの観察には最適な乗り物です。
コメントする