当麻喜明

ああ美しい名前-ギンツバメ

2011年7月21日 | 当麻喜明 | Comment[10]

001イチモンジチョウ.JPG 2011.7.18 itimonjicyou yasumu

美しい名前と姿の「ギンツバメ」「銀燕」が登場するのはコラムの最後の方です。最近撮した画像を並べてみたら「一」にちなんだ名称の蝶蛾があるものですね。なでしこジャパン世界一記念にイチモンジチョウからスタートさせましょう。

Pentax K5 + SMC PENTAX-DA 1:3.5-5.6 18-135mm ED AL [IF] DG WR


002.JPG


イチモンジチョウの表側は黒白だけでなく薄茶など複雑な美しい色を含みます。
白い目立つ斑点が一直線に並びます。


003ヒトスジオオメイガ.JPG


薄茶色のラインが一本スッと流れます。
ヒトスジオオメイガは夢の目標に一筋ぐっとがんばります!
(トイレで撮しました。)


004ヒメクロミスジノメイガ.JPG


ヒメクロミスジノメイガだと思われますが、多くの蛾が葉の裏にとまる習性があり
多くのカメラマンが葉の表から撮したいので・・・

腰を痛めぬぎりぎりでワンショット!


005.JPG


ちょっと面白いパターンの模様なのですが名前が・・・


006コチャバネセセリ.JPG


黄黒白が美しいコチャバネセセリ。


007.JPG


黒黄・・・そして見事にくびれた腹が特徴的なトックリバチの仲間かな?
ジバチかな・・・


008アカハナカマキリ.JPG


アカハナカミキリは地味な色調。
豚皮のトランクバックのような背中。


009ナガゴマフカミキリ.JPG


ナガゴマフカミキリは職場の「渡り廊下走り隊」になりきっていましたが、
本来は倒木や朽ち木で暮らすとありました。

さて、いよいよ素敵なレディー・蛾蛾の登場です。


010ギンツバメ.JPG


初めて見たとき黒線の、繊細さ多さ細さに目が釘付けになりました。
遠近感まで模様にしたような単純なのに深い印象を持ちました。

名前を調べたら、これもまた特筆、良い名前なのです。
「ギンツバメ」ですよ!

名前も姿態もいいでしょう。良い蛾を知りました!


011アワノメイガ.JPG


さて最後は遠く風景の中のアワノメイガ。
素敵な名前なのですが、かなり手強い害虫と解説されていました。
トウモロコシの実の間に幼虫は潜んだりもするようです。

絵にはなるんですけどね。

Comments [10]

No.1

名前がツバメなのに蛾なんておもしろいですね。これからも面白いものをみせてください(●^o^●)

国語の辞書に「逆引き辞典」というのがありますが、これで昆虫の名前を調べると「なんとかメイガ」とか「なんとかツバメ」というのが調べやすくなります。意外に「鳥」ではないのに「ツバメ」は多いです。今日も宝物探しに行きたいですね!

No.2

ジバチらしきものはあの針金みたいな細さので体が支えて
いるんですねwww
今度はまた白いレディー・ガガ!!
ただ名前は「ギンツバメ」と銀を強調しているんですね<^^>

あの細さは見習いたいものですが、ズボンやスカート、ベルトをすべて買い直さなくてはいけません。ほどほどがいいですね!ギンツバメは黒線が銀色に近いかもしれません。とても綺麗なレディー・蛾蛾でした。

No.3

「ちょっと面白いパターンの模様なのですが名前が・・・」
調べてみました。
クロウスムラサキノメイガと似ていますね。

いつもお世話になります。まさにクロウスムラサキノメイガですね!いつもの検索サイトでよく分からず迷宮入りでした。ありがとうございました。

ギンツバメは美しい画像がここにありましたね!

http://pub.ne.jp/wasi7/?entry_id=3693948

木工作業は新作はありますか?大瀧さんの仕事で「木っ端」とか「廃建材」が出るのですが、以前お風呂が焚き付けでOKだった頃は、我が家の「お風呂」は大瀧事務所の廃材でした!大瀧さんも「菩提樹」あたりに出没していますので、お礼が出来ればなと(勝手に!)思っています。

No.7

アカハナカミキリの色が僕には、カブトムシの色に似てると思いました!ギンツバメの柄がなんだか僕には、バームクーヘンの年輪みたいな部分に見えま~す。トンボのいる場所の車止められるところありましたよ、今度教えますね。

自宅の近くに観察ポイントを持つことは良いことですよ。アキアカネの集団飛行コースがモジャさんの家のすぐ側にあるようです。ギンツバメのラインは本当に美しいです。昨日見た羽化直後のカブトムシは土が付いていて、アカハナカミキリのようにちょっと茶色ぽかったです。

No.8

tomaさん、ご親切に有難うございます。
涼しくなって創作??意欲が湧いたら頂きに参ります。
今は家内にもう飽きたのと皮肉を言われています。
物を作るということはしんどいですね。

ホント、検索、同定も根気のいる作業ですね。
大滝さんにもお会いしたいです。

大瀧さん一家は建築一家です。奥様も整理収納の専門家でこんなサイトをお持ちです。

http://cocoty.net/cafe/index.html

書き込みをしたらきっと喜んでくれます!

以前我が家で頂いていた「木っ端」は釜にくべるために30cmに切っていたのですが、工作に使えそうな良い木がありました。

http://www.amazon.co.jp/dp/4893869116?tag=ootakiarchite-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4893869116&adid=0ASVDF0P3EENCGKZ8PMZ&

これは大瀧さんの著作ですが、今はとんでもない価格になっています。しばらくすると落ち着くと本人が言っていました。

お父様も元気なので作業場で「木工教室」でも開いたら私は生徒になろうかと思っています。

暑かった観察の後の名前調べで、私は居眠りをしてしまうことがあります。しかし確定出来るとスッキリしますね!いつもお手伝いありがとうございます。

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