蛾の色は樹木の色調の、薄茶から濃い茶が多いように思います。保護色と言うよりデザインまで真似た「擬態」が見事です。今回は「白」を基調とした蛾を観察できましたので報告します。合わせて再会したミミズクも登場します。
Pentax K5 & Ricoh GRDⅢ & Lumix GF1
5cmクラスの大きな蛾でした。マイマイガかな・・・と思っています。
もし、そうなら10年位前我が家で幼虫が大発生し駆除したことがありました。
ウスキツバメエダシャク。
葉の裏に潜んでいましたが大きいので、はみ出していました。
葉の裏の撮影は気をつけないと、腰を痛めます。
キイトトンボとクロイトトンボ。
6月29日が初見となりました。
よく目だったクロクモエダシャク。
てんとう虫さんのコラムによると、実はすごい擬態なのです。
これも白い蛾でした。
フタホシシロエダシャク。
カバイロシャチホコ・・・この二種はどこで撮したと思いますか?
屋根付きのスタジオなのです。
清掃される前に撮すのがコツです。
帰ろうかと思ったら、最後の最後に現れました。
草原のトトロです。
ミミズクは前回も葉の上でした。
じっと夕陽を鑑賞しているような風情がありました。
白から始まり、最後は茶色で締めました。
Comments [8]
No.1橋壊しモジャモジャ事務所員さん
先生…多分なんですけどマイマイガの下の写真の蛾の名前載って無いと思うんですけど、名前を教えて下さい!お願いします。後、ミミズクは僕には草原のトトロで無くてコウイカに見えました。
No.2tomaさん
いつもコメントをありがとうございます。ウスキツバメエダシャクです。腰を痛めたことばかり気にして書き損ねてしまいました。コウイカを調べてみました。市場魚貝類図鑑という面白いサイトが見つかりました。
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/kouika/kouika.html
こんどミミズクを見付けたら比べてみますね!
No.3m.tadaさん
確かにtoma先生のお写真を拝見すると、レディー蛾蛾もマダム蝶々に負けず劣らず・・・かも。でも、毛虫は嫌いです。
「ミミズク」これ、最高!!こちらでも見れないかしら。
まぁ、我が庭では無理でしょうね・・・。
「ミミズク」の大ファンになりました。この目で見たい!!
ガラス窓にウスバカゲロウがいました。カゲロウのガラスのような
羽は写真にはうまく写りませんでした。ガラスにガラスですから。
写真をきれいに撮るのって難しいですね。
そうそう、腰痛お大事に・・・。
tomaさんから m.tadaさんへの返信
ミミズクは南方系の生き物らしいです。調べたところ北海道での確認は無いようです。ミミズクを見付けたときは、とても存在感がありその葉だけ大きく見えるような感じでした。外にいた方が、ずっと逃げないウスバカゲロウを手にのせたまま室内に戻ってきました。今、職場は窓を開けて必死に暑さに耐えています。朝、職場に行くと床に入ってきた見たこともない昆虫がいることがあります。
暑気で日曜日は夜38.8度の熱が出ました。月曜日には下がったので、クヌギの樹下でオオムラサキを見ました。
No.5コラーゲンさん
蝶だけでなく蛾もきれいなのはいますね。
ついに蛾の時代がやってきたぁ!!って感じ!
クロイトトンボの全身がとても拡大してあって見やすいです。
tomaさんから コラーゲンさんへの返信
クロイトトンボは実際は3cmくらいのトンボなんですよ。小さなトンボですが、さらに小さな虫に勇敢にも戦いを挑み食べています。小さいという性能を生かしているようです。
蝶が苦手な人も「美しい」とは思っているようです。蛾は、「蛾みたいなもの」というときは「価値のないもの」を意味するときがあります。しかし優れた擬態など感心させられます。蛾をえらいと思ってくれる人が増えると嬉しいです。
No.7ATSさん
こんばんは。
ブログを遡って拝見させていただいております。
さて、この一番上の蛾はマイマイガではなく、オオアヤシャクです。
止まる時は翅を水平に広げることが多いのですが、このような止まり方をすると別の蛾に見えてしまいます。
翅の裏側の写真もありますが、翅の付け根付近が黄色いこと、丸い紋があることなども確認できますね。
この後で幼虫にも会っているのも拝見しましたが、時期的にこの成虫世代の卵から孵化した幼虫でしょうね。
No.8tomaさん
コメントありがとうございます。読んでくださり心強いです。オオアヤシャク、さらにマイマイガ等しっかり学習しておきます。
最近は夕方の街灯下が楽しく、毎日ひとつくらいは不明種が増えてしまいます。昨日はチズモンアオシャクに感動しました!これからもよろしくお願いします。
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