7月最後の日は、日中雨が降り雷鳴もする天候でした。近所の散髪店で夏型の髪にしていたら、空は回復し散策できそうなまでに回復しました。これなら狭山丘陵西部にと向かいました。出迎えてくれたのは、ここでは少ないアオイトトンボ。緑色のツユムシや翅を乾かしている小さなチョウたちでした。
ちょっと変わったシオカラトンボも出迎えてくれました。
Lumix G2 + VARIO 1:4.5-5.6 45-200mm & Nikon D100 + TAMRON MACRO SP90mm
ここではキイトトンボ、アジアイトトンボの順で数が多くアオイトトンボは少数派です。
濡れたスギナで休息中でした。濡羽も早く乾くといいですね!!
アシグロツユムシの若齢幼虫。この子があのキリギリスのように成長するとは・・・
このまま大きくなってエメラルドグリーンの羽根を持てばいいのに・・・
いつもの観察地に黒い羽根のトンボが・・・ところがよく見ればシオカラトンボ♀のようです。
腹も茶色くくすんだ感じです。
これは老齢個体なのか・・・しかし翅はきれいな個体でした。
見慣れたトンボでも知らないことばかりです。
こちらは未熟のシオカラトンボの ♂ のようです。
メス型のムギワラ風の衣がだんだん青く変わっていきます。
シオカラトンボの羽化の第2弾が始まったのでしょうか。
これ以外にも若い個体を多く見ました。
雨上がりの藪(やぶ)にトンボ状の生き物が・・・
ウスバカゲロウが、やはり水滴のついた羽根を乾かしているようでした。
薄暗い藪でも、一筋西日が差すポイントを知っているようでした。
以前は家の中にもよく入ってきた記憶があります。
私の家の改築前には縁の下がありましたから。
沢山のすり鉢状のアリジゴクの巣がありました。
大瀧さん、生物多様性の観点から新築の家には「縁の下」を奨めませんか?
それとも縁の下は、今の住宅には必要無いんですか?
林にいたマユタテアカネ。
コノシメトンボ。
すこし暗い林の中や遊歩道沿いにもトンボの社会があるんですね。
ヤゴの生息地から少し離れた大人の社会でしょうか・・・
あまり立派には感じませんが、名前だけはダイミョウセセリ。
水もしたたるベニシジミ。
本当はこの中では一番小さいのですが、画像だけは立派なヤマトシジミ。
みんなじっと翅を乾かしているようだったので、静かに写真だけ撮らせてもらいました。
しかし雨も降らずカラカラに乾いた環境はこの狭山丘陵には似合いません。
水滴もキラキラ光る雨上がりの丘陵が好きです。
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