当麻喜明

太陽の暈と自然散策

2013年1月 9日 | 当麻喜明 | Comment[4]

001.JPG 2013.1.6 12:20

6日の薄く曇った日には長時間「暈」が見られていました。1月の太陽の南中高度は30数度しかありませんから、綺麗な円周を見られることはありません。暈の弧だけで22度が必要なので、最下層の円周は地上高度8度くらいになってしまいます。荒幡富士からは全円周が見られるだろうか・・・

Olympus OM-D EM5


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そう言えば明け方の月とスピカの接近も、うすい雲の中でした。


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そんなこともあり「暈」は予期されたものでした。


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地上低くまでくんもった感じでしたが、日光男体山と富士が見えました。
見晴らしの良いところが家の近くにあり、ラッキーです。


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車の少し汚れた窓を通してジョウビタキ。


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木々の間にアオジ。


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モズもやさしい穏やかな子のように見えました。


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暈はまだ見え続けていました。


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地上50cmの垣根にあったウスタビガの繭。


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高いところの多分イチモジフユナミシャク。
久しぶりに会った大滝さんが発見しました。


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もしこれがアワフキの仲間なら、だいぶ季節を逸しています。
成虫出現が5-9月頃とされるからです。卵越冬のはずがはたして・・・


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シロオビフユシャクかクロバネフユシャクでしょうか・・・


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夕方ノーストロボで撮したイチモジフユナミシャク。
影が左下に長く伸びています。夕日に向かった彼女の
2013年の目標は何だろう?


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いつもの場所を点々と廻って帰路につきました。


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自宅で観察したイリジウムフレア。
自宅だと方位と高度が経験的にわかるので、フレアの中心を
しっかり捉えることが出来ます。

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ベールのような雲の上だったので綺麗に光りました。
増光し、フレアを発し減光する・・・の全貌がわかりました。
昼間「暈」をつくる雲に喜び、夕方雲が退くことを期待し
今年も欲張りな期待が多くなる一年になるようだ。

Comments [4]

No.1

今年も宜しくお願いします^^
暈ができる日は予想できるのですね。今度教えてください。
イリジウム衛星も昨日見ました。流れ星のようでした。
ジョウビタキ、モズ、アオジ、鳥は可愛いです。
撮り甲斐があります。蛾は模様(種類)によって・・・・・

薄くベールのような均質な雲が高い所にあって、風が弱く
穏やかな日は大気光学現象の現れる日です。
あと最大のコツは空を見てキョロキョロすることです。
太陽が作り出す現象ですが太陽方向ばかりではないからです。

イリジウム衛星はまた好条件のとき教えますからね!
動画で狙えないかな?鳥や虫たちを一日中探していた
去年の夏みたいな日々が早く戻ってきて欲しいですね!!

No.3

昨日イリジウム衛星を見ようと左と共に外に出るも・・・見つけられず・・・悔しいです・・・またいつか教えてください!

残念でしたが予報通り見られましたよ!
今度条件の良いときに挑戦してみてください。
画像はまたコラムで紹介します。

今日の「宇宙兄弟」良かったですよ。
いつかイリジウム衛星のフレアを見たのがきっかけで
右の人も左の人も宇宙飛行士を目指したり、宇宙産業の
会社に就職するとかISSの宇宙食開発を目指すとか・・・
私の「夢」ですよ!!

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