15日と19日は天気が変わる、崩れる前触れのような雲・大気光学現象が現れました。その後の天気はどう変化したでしょうか。画像は19日の 6h10m 。さそり座の頭でアンタレスと並ぶはずだった月は、おぼろげに霞んで見えました。
Pentax K7 & K5 Nikon D300 & Ricoh GRDⅢ
月は霞み・・・
地球照の影の部分が、僅かに観察できました。
肉眼でも月の南東に、暗い星があるのがわかりました。
さそり座の2等星、ジュバ(Dechubba)でした。
何か、得した感じ・・・
ティースプーンのような北斗七星が、クヌギ林のドングリをすくっていました。
8h10m のグラウンドの上の空。昇ってきた太陽に暈が見られました。
暈の西には、飛行機雲がバックの層雲に影を落としていました。
巻雲から始まり、だんだん低く発達して乱層雲に変わる、天気の境目です。
関東でずっと出ていた「異常乾燥注意報」が、解除されました。
真っ直ぐ伸びた飛行機雲と思いきや、振り返ったら崩れ始めていました。
さらにもっとグニャッとなっていきました。
気流が早く、天気の変化は早そうです。
飛行機雲を横切る、航空自衛隊YS-11。
11h50m。
太陽周辺では、暈が見難くなりタンジェントアークが残りました。
拡がる田園と河川林。
ガガイモの種子は、すでに飛んでしまったようです。
今日はここで、コミミズクの飛行を楽しみたかったのですが
飛びませんでした。
しかし低くチョウゲンボウが私たちの上を横切りました。
同じような天気は15日にもありました。
荒幡富士の朝の暈。
高層雲の下をトビが旋回しました。
巡航飛行の旅客機は、簡単に旋回なんてしません。
上の飛行機雲の左の影は・・・
この雲の影か、航空機の飛行で層雲の雲が消去れたのか・・・うーーーん。
ほぼ全周の暈。
翌日16日の朝の空。
層雲が広く拡がるものの、大きな天気の崩れはありませんでした。
「太陽や月に暈がかかると天気が崩れる」。
観天望気といってよく当たる天気のことわざなのですが。
実は先週末、狭山湖のカメラマンは少なく観察会の人たちがやって来ただけでした。
県内に現れたコミミズクを観察に出かけているのでしょうか・・・
そして(19日)、今度の暈で雪は降ったのでしょうか・・・
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