当麻喜明

飛べ高く飛べ、もっと高く!-2012年の日本

2011年12月31日 | 当麻喜明 | Comment[2]

01.JPG nippon no hayabusa sekai ithi

2011年スタートの画像は狭山湖のハヤブサです。昨年の12月29日に撮影しました。「はやぶさ」と言えば、不死鳥のような日本の小惑星探査機が思い出されます。一富士二鷹・・・と言われるように初夢に縁起のいいタカ。年末久しぶりにおこなった自然観察事務所の活動と合わせて紹介します。

Pentax K5 + SMC PENTAX-M 1:5.6 400mm


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さて、観察事務所員たちは大活躍してくれました。
こんな高いところにウラギンシジミの越冬個体を見つけてくれました。


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ここも新しく見つかった個体です。
この神社の境内で見つけたウラギンシジミは、10個体になりました!


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こんなものを見つけてくれたのも、彼らでした。
真ん中の黒いマッチ棒を注目すると・・・


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これはいったい誰でしょう?
ハエアブの仲間で調べたのですが、わかりませんでした。
黄色いまん丸の平均塊が見えました。

2012.1.4追記 野の虫の柚子さんよりこのアブはコシボソハナアブの仲間の
ツマグロコシボソハナアブか、ナカグロコシボソハナアブの可能性が高いと
教えていただきました。翅を透かしてみた腹部の感じが前者のハナアブに
そっくりでした。ありがとうございました!


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10ハヤブサ.JPG

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狭山湖に移動・・・近くまで来ていたカモたちが、ざわめきました。
見上げるばかりが、タカ観察ではありません。
堤防の高さが幸いし、水面までの間を通過していったハヤブサ。
まさか低空飛行のハヤブサに出会うとは!


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続いてミサゴ。


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両翼で畳み一枚分くらいありそうでした。
比較できるものが近くにあればいいのいに。


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今度はカラスが追いかけていました。
5枚の画像を上からパーーっとスクロールさせると動画のように見えますが。

ジャッカルに追いかけられたインパラが、急にブレーキをかけたり
方向をかえて身をひるがえすのに似たミサゴの飛行。

ここ狭山湖も、アフリカのセレンゲティー国立公園なみのドラマが見られます。


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ミサゴ2羽に、カラス2羽。


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しばらくして上空に、サーマルに乗った4羽のトビ。

高く高く、もっと高く飛べ、日本のタカ!
私たちも頑張るから。

Comments [2]

No.1

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
ハヤブサやミサゴ(カラスもいましたが・・)とてもたくさん見れてよかったです。・・・カラスがいるほうが自然っぽいかな?

シロシタ教授さんへ
新年明けましておめでとうございます。
今年もいろいろな豆知識を教えてください!

昨年末の観察は大収穫でしたね。瞳が3人で6個集まると、たいした観察眼になるものだと実感しました。タカをを見て、うっすら富士山を見て、御利益ありそうな年末でした。

タカとカラスの交叉した飛行など、動画部長の記録は貴重なものになりました。今年もご協力よろしくお願いします!!

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