今年の5月の連休は晴天に恵まれ丘陵での収穫が沢山ありました。今年1号の「シオヤトンボ」の確認以外にも、次から次へと面白い生態に感心したり疑問が湧いたり・・・まとめ方が難しいのでほぼ日にち順に報告したいと思います。
SANYO Xacti CA6 & TAMRON SP 70-200 F2.8 + PENTAX K7
キタテハが枯葉の上に目立たないように / 2010年5月9日
狭山丘陵の埼玉県側のみどりの森と西久保湿地で、この1週間で見かけた蝶をまとめました。
どの蝶も蜜を吸っているいるときに、鳥などの天敵に見つからないような工夫をしていることでしょう。
この「キタテハ」の翅の裏は、まるで枯葉のようでした。
新しい機材に魅力はあるものの、たまにクラッシクカーなど街で見かけると「乗りたいなあ・・・」と思うことがしばしばあります。PENTAX のカメラ博物館が閉鎖されたのは本当に残念でした。カメラにもクラッシク機材の魅力があるからです。10年前の民製機は300万画素が普及した頃で、撮像素子も大きくカメラもしっかりしたつくりのものが多くありました。
RICOH RDC-7 & Nikon COOLPIX 990 & LUMIX G1
水田わきの小川に「モズのはやにえ」を見付けました。身体から卵巣が出ているので一ヶ月以上は前のものらしいことがわかります。図鑑写真風にすると、だれも拡大クリックをしてくれないかも知れないので、淡く綺麗な一枚に仕上げました。
Sony Cyber-shot DSC-F828 &
TAMRON SP 70-200 F2.8 + PENTAX K7
朝7時頃姿をみせなかったヨコヅナサシガメは、昼には普通にいたようです。その中に全体が赤い個体がいました。以前H氏から頂いていた「脱皮直後のヨコヅナサシガメ」の写真の実視版です。他の昆虫は白く水を含んだ身体を乾かしているのにこの「赤」は何故なのでしょう・・・
Nikon COOLPIX 990 & RICOH RDC-7
古いニコンのマクロレンズをコレクション棚から下ろして、D100で使用してみました。D100も2002年製造で2005年終了した機種で、今のモデルチェンジのサイクルから言えばクラッシク・デジイチの部類に入る貫禄(?)があるカメラです。
Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 + Nikon D100
PENTAX Papilio は自然観察の有効な道具になります。桜に開いたアオゲラのアパートをこの双眼鏡で覗いたら、なんと1階(下の穴)に派手な甲虫がくっついているのが見えました。
撮影していたらセンターの方がやって来て別の木にもいると教えてくれました・・・
TAMRON SP 70-200 F2.8 + DA 21mm +
NIKON FC-E8 + PENTAX K7
小さな花々に、さらに小さな甲虫を発見するのは楽しい時間です。畑の葉につく虫は、ときに食害を招きますが、マクロの世界で覗き込むと懸命に生きている様子がわかります。
今日は早稲田の学生たちが田越しをしていました。
TAMRON SP 70-200mm F2.8 & FA 1:2.8 50mm MACRO + PENTAX K7
はじめの散策地は西久保湿地。地面に膝と肘をついて水中の観察をしていた大瀧さんに会いました。空は9時過ぎには急速に回復していきました。ウグイスの幼鳥がヤブから出たり入ったり・・・セイヨウタンポポに小さな甲虫を見付けました。
SMC PENTAX F 1:4.5 300 ☆ ED〔IF〕 & 50mm F2.8 MACRO + K7
住宅街を抜けると岸田んぼが出現するように、ここは谷戸から高台に抜けると、こんな風景が出現します。今来た道を戻ると環境復元中の「トトロの森7号地」に数分で戻れます。また藤森稲荷神社を徒歩で抜けても、この谷戸に来られます。
DA 1:4-5.6 50-200mm ED & FA 1:2.8 50mm MACRO + PENTAX K7 & CONTAX SL300R