奥利根水源の森の周回林道の入り口 / 2010.08.11
2010年夏の家族旅行は、群馬県の水上高原です。関越道で途中渋滞はありましたが、2時間半ほどで宿泊地、水上高原ホテルに到着しました。
事前の下調べをしていなかたのですが、フロントからもらった観光地図を見てみると、ホテルから車で30分ほどの所に「奥利根水源の森」があるということがわかりました。プールのあるホテルに家族を残し、私はその湿原に出かけることにしました。

県道63号からこの橋をわたり、奥利根水源の森の周回林道に入ります。この林道は砂利道ですれ違いできる幅がないのですが、一方通行になっているので対向車の心配はありません。コンクリート製の橋なのですが、ここで吸水している蝶がたくさんいます

青と緑がきれいな黒くて大きな蝶、ミヤマカラスアゲハです。途中の渓流沿いの県道でもたくさん見かけました。

キべリタテハも吸水しています。この下には沢があるのですが、こちらの方が都合がいいのでしょうか。

最初はすぐに逃げる蝶ですが、私に慣れてくると、接写撮影をさせてくれました。以外と毛むくじゃらの蝶です。

ここで見かけるトンボはアキアカネだけです。ここで羽化してというより、平地から高原へ避暑に登ったのでしょう。

単独で行動するのではなく、小集団で生活しているようでした体が赤く成熟するとまた平地に降りていくのでしょう。自然に恵まれた森なのですが、アキアカネ以外の他のトンボには出会いませんでした。

全周が7kmほどの、奥利根水源の森の周回林道には、ところどころ駐車場があります。
この駐車場はブナの森の中にあります。一番風格のあるブナにレンズを向けました。
林道脇の林縁も観察してみます。黄緑色の眼が印象的なキイロケブカミバエです。幼虫は、アザミの花の中で種子を食べて育つのだそうです。
クロヒカゲは朽木で何を吸っているのでしょうか。触覚の先端が黄色です。狭山丘陵でも見ることができます。

セマダラコガネも狭山丘陵でも見ることができます。暗くなってきたので、ちょっとした工夫をしてストロボを発光させて撮影しました。

だるまの模様が面白いクモを見つけました。ストロボを発光させているのに、このクモにはストロボ特有の強烈な影がでていませんね。

それは、旅行の前日に当麻さんからもらった、「自作ストロボディフューザー」のおかげでした。ストロボの光がこの乳白色のアクリル板で拡散されるすぐれものです。PENTAXの100mmMACROにぴったりでした。

今日の散策はここまで。明日はこの階段の向こうの、田代湿原を散策してみます。

Comments [2]
うきうきさん
たくさんの綺麗な蝶!
すごく感激です!!!!
こういう写真で本を作ってみてはいかがでしょう?
私だったら絶対に買いますよ!
できたら2番目に見せてください!
(たぶん当麻先生が1番だと思うので)
ootakiさんから うきうきさんへの返信
奥利根水源の森には、今年も家族旅行するつもりです。最初はすぐに逃げてしまう蝶も、だんだん私が近づくことをゆるしてくれるのです。「写真を撮らせてもらう」というのが、私と昆虫とのつながりです。
毎週のように散策をしていても、昆虫たちの顔ぶれは変わりますので、カメラを向けながら私は、「来年も会いたいね」とつぶやいています。
先週、いつも行く狭山丘陵に、虫網をもった親子連れさんたちがたくさんきました。私はその家族さんたちに、注意をするようなことはしません。
ワタシカラノキョリを書き続けているのは、昆虫たちのいのちを大切にするひとたちが、増えてくれることを願っているからなのです。