2年ぶりに上陸した台風が過ぎた後、天気予報では不安定な空とのことでしたが、雲が切れ始めたので、今日も、里山民家、岸たんぼに行って来ました。
今日は当麻さんと1台の車で来ました。道中、当麻さんのオープンカーは、秋風が気持ちのいいものでした。
2009年10月10日:里山民家、岸たんぼ@東京都武蔵村山市
里山民家の駐車場に着くと、たくさんの車がありました。大勢のひとたちが稲刈りをしていました。紫のあざみがきれいでした。秋は数日ごとに咲く花が変わるので、楽しみです。
チカラシバの穂にテントウムシを見つけました。赤い背中には七つの星がありました。チカラシバは道端にはえる雑草で、引き抜くにも刈り取るにもやっかいだそうです。ひきちぎるのに力がいるとのことで、この名前なのだそうです。
隣の穂には、テントウムシと同じ位の大きさの、カメムシを見つけました。こういった小さな昆虫たちの名前がわかると、里山散策も一段と楽しいものとなるでしょう。
このカメムシは「アオクサカメムシ」と当麻さんに教えてもらいました。
葉の上に小さな緑色のクモを見つけました。眼は黄色です。散策をしていると、我が家の周りでは最近見かけなくなった、たくさんのクモの巣を見られます。
まるまった葉がみっつならんでいます。中をのぞくと空き家でした。何の虫か外へと巣立ったのでしょう。
なんともユニークな昆虫です。象のような鼻を持つゾウムシが、何か芸をしてくれないかなと、しばらくカメラを向けていましたが、虫されました。(失礼...)
きれいな赤い実です。秋になると、いろ色んな実がつきました。目立つことによって、鳥にどこかへ運んでもらいたいのでしょう。
柵の丸太柱の上に「コノシメトンボ」とゾウムシがいました。羽根の先端が茶褐色になっているのは、「ノシメトンボ」と「コノシメトンボ」で、そのうち胴体が赤くやや小ぶりなのが「コノシメトンボ」です。
たくさんある丸太柱になぜ?と思いました。ちいさな疑問は、自然観察を続けていくと、いずれわかるときがくるでしょう。
コメントする