当麻喜明

あっ!アトリーその2

2017年2月 9日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.jpg 2017.2.6 11h10m

2月9日、アトリはまだ我が家周辺に滞在しています。やがて去っていく冬鳥ですが、しばらく行動観察が行えます。今日は小雪が時々舞う、寒い一日になりそうです。

Olympus OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


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エサ箱を観察していると、たまに大きな野鳥が訪れます。
ツグミとシメ。


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アトリと一緒に現れるシジュウカラ。力関係では僅かにアトリが
勝っているようです。


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シジュウカラはエサのヒマワリを、その場では食べずに、少し
安全な所に運び食べています。


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エサ箱に来た初めの頃は、粟(あわ)が好みで、ヒマワリの種子を
食べることはありませんでした。シジュウカラを見て学習したのか
最近はヒマワリも食べます。ただし種子の殻が硬く、多くは食べず
散らかしているようにも見えますが・・・


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素知らぬ顔。


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背後にシジュウカラ。


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さて、アトリの繁殖地はシベリアです。ここの巣箱は使いません。
シジュウカラは巣箱に関心があり、屋根にとまったりしています。
(この巣箱、てんとう虫さんに作っていただきました!)


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シジュウカラは、エサをアトリに譲る優しさがみられます。
アトリに、ヒマワリは美味しいと伝えました。アトリは、これから
「渡り」という長い旅が待っています。やがて、居心地のいい私の
家や狭山丘陵から北に向かって去ってしまうのは、心に刻まれた
本能なのです。


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ちょっと個性が違い、適当な距離感を保つ二羽のアトリ。


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少し気が強く、シジュウカラに強気な姿勢を見せる子。


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愛すべき、今年は何処にでもいるアトリ。少女Aだ。


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晴れの日も曇りの日も、小雪の日も、


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7日の月光冠。アトリはもう寝ているだろうか。


Comments [2]

No.1

ふと懐かしくなってこのページを開きました。
アトリという鳥は初めて見ました。
私の家の近くではシジュウカラとメジロをよく見かけます。
梅の花をメジロがついばむ姿を見ると春も近いなと感じますが、雪や、みぞれが降るような今日のような日は彼らもきっと寒いでしょうね。

梅にメジロは、日本画にあるような世界で、この時期を良く表した風景ですね。昨日はストーブにあたりながら、みぞれの中の、彼らの食事風景を見ました。アトリも「雪ニモマケズ」懸命に暮らしていました。あの食欲が生きていくパワーなんですね。すぐに長い旅が待っているのですから。

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