6月17日の日曜日。雨が上がりのトンボの湿地。モートンイトトンボはアジアイトトンボと同じ位の大きさ
6月の第3日曜日。仕事も家の用事もない自由な日曜日をプレゼントされました。
昨夜からの雨が残る朝から、埼玉県北西部のトンボの湿地を訪ねることにしました。
以前から一度行ってみたかった、この湿地でのお目当ては、モートンイトトンボです。
以前は山合いの谷津田だったところです。地元の有志の方が整備をして、トンボが暮らしやすい環境が保たれています。
トンボは種によって、好きな場所があるようです。カワトンボは水面から少し離れた、見通しがいい所がお気に入り。私に驚いたカワトンボは、ペアになりハートの形をつくりました。
サナエトンボは水面の近くで自分の縄張りを守っていました。ライバルを追い払い、この葉の上でメスが訪れるまで一休み。
このアカネトンボは、ここで夏を迎えるのではなく、避暑地へと向かうのでしょう。夏が過ぎたころ、きっとまたここに戻ってくるはずです。
流れのない湿地で、モートンイトトンボを見つけました。
目が慣れてくるとたくさん見つけることができました。
緑と赤の対比は、まるで線香花火のようでした。時折ふわっと浮くように飛び回ります。
このトンボの楽園は、季節によって顔ぶれが変わっていくでしょう。我が家から1時間ほどで訪れる距離にあるので、この夏が楽しみです。
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